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今日も元気で

今、生きて在れることに感謝し、限られた生を慈しみ、楽しんで、感謝のなかに在ろうと決意中。

強烈でした。 佐賀北高 vs 広陵高







      無条件に広陵の優勝を祈ってトーゼン?な、広島県民の私であるが、

      実は私も下の少年も、初戦から進学校である「県立普通科高校」の
      佐賀北高校にとても注目していたし、応援していた。

      まさか の 優勝戦で 広陵と当たることとなり、
      どっちを応援したらいいのか、葛藤し、
      結局 「 どっちも頑張れ~~!! 」な心境で観戦していた。



      だが、4-0の広陵リードで迎えた8回裏。
      突如、制球に苦労し始めた広陵・野村投手に息詰まる想いをし、
      私の目にはストライクと見えた5球目がボールと判定されて押し出し。

      あれがボールなら、もう投げるところがないよね?
      と思った途端に、満塁ホームランを浴びる。

      このとき、私は懸命に広陵の応援をしている自分に気付く。


      そして、そんな私自身のこころが面白いなぁ。と。


      自分の生まれ育った土地の風景、山や川。
      瞼に懐かしく、ふつふつとわきあがる「郷土愛」というものとは違って、

      國も、県も、行政的に区切られた区画でしかない。

      たまたま日本という行政単位のなかに生まれ、育ち、
      日本国籍を持つ私は、【日本人】で、
      他の国籍を取得することは、それぞれの國に定められたさまざまなルール、
      制約、制限があり、自由にとっかえひっかえ、という訳にはいかない。


      だが、国内都道府県の何処に済もうと、
      住民票の手続きは必要ながら、それは全くの自由である。
      地方税以外で、特別その都道府県に縛られている訳ではないし、
      普段、その都道府県からの恩恵を感じることもなく、
      当然、その民草になることを強制されている訳でもない。

      なのに、こうしたスポーツ等で、都道府県対抗となると、
      何故、自分の所属する地域が在る都道府県を無意識に応援し、
      勝手に期待し、勝手に誇りに思ったりするのは何故だろう。

      例え自分に近しい縁もなく、訪れたこともなく、
      耳慣れてもいない地域であっても、
      「そこ」が、自分の属す自治体のなかにあると、
      それだけで、何かしら贔屓に感じられる想い。


      誰しも、自分自身が属す、とされるもの、に対し、
      愛着やら、誇りやら、を持っていたいものなのだ、と思う。



      【 愛国心 】然り。


      誰に教えて貰わずとも、
      ことあるとき、それは自然にわきあがってくる想いではないか、と思う。

      国外に1歩踏み出せば、自分が「日本人」であることを嫌でも意識する。
      出逢うひと、出逢うひとが、
      「日本」のイメージを通して自分をみつめ、
      自分を通して「日本」を観、判断し、評価されていくのを感じる。


      今、自分自身が属し、生きて在る國。
      自分に近しい、愛するひとびとが生きて在る國。


      大切にしよう、常に誇りに思える國であるように自身が努めよう。

      そう自然に思える國へと、ひとりひとりがそれぞれに向き合い、
      参画していくものなのであって、
      やっぱりそれは、強制されるべきものではない、と思えてならない。

      自分自身の身の周りから、自然に学び、
      自然にわきあがってくる想いであればこそ、尊いもののように思う。





      97%の進学率である、県立の普通科高校であること。

      全員が佐賀県出身の、進学校へ受験合格して来た少年たちで、
      リトルリーグなどで活躍した経験を持つ少年はひとりもいなかったこと。
      乏しい予算で、ボールとアウトカウンターは信号機で手作りし、
      ダッグアウトのベンチは、溝として使用するコンクリートを逆さまに置き、
      倉庫がないため、コンテナを使う。
      強いサッカー部に遠慮しながら、日に3時間、
      それも最後の1時間は照明設備のないグラウンドでの練習。

      グラウンドを広く使えないため、内野中心の練習を重ね、
      特にホームスチール攻守の練習をみっちりやって来たこと。

      公立高であれば、何処も同じような環境であることから、
      郷土はもとより、全国の共感と期待を一身に背負わされた佐賀北高。

      最後は 超満員の甲子園観客の割れるような応援に押されながら、
      自分たちの野球を貫き、勝ち取った栄冠。

      勝利後のインタヴューでの監督、主将の謙虚さ、初々しさ。

      何から何まで爽やかで、お見事でした。 おめでとう!!




      そして、広陵。

      古豪、と言われながら、それでも夏の優勝はしていない。
      古豪と言われても、当然ながら毎年毎年、選手は違う。

      そしてここ何年も、広島県勢は早くに敗退して来た。

      県下には、他に県立商業、県立工業、崇徳を始め、
      山陽、瀬戸内、如水館と、強豪高がひしめき合い、
      春の優勝、今大会の快進撃は、広陵の「悲願」を大きく膨れ上がらせた。


      初戦から、駒大苫小牧。

      今大会は、どの試合も相手チームに人気があり、
      アウェイ的な雰囲気のなかで、動じず、勝って行く姿に胸が痛かった。

      なかでも球場全てが敵、というようなこの決勝戦は、忘れられない試合になった。

      それでも、
     「 こんないい試合ができて、満足です 」 と言えた 主将の土生選手。
     「 思い切りできたので、悔いはない 」 と言う 野村投手。


      とても見事な試合でした。  私が泣いてどーする!

      あなたたちの活躍に、あなたたちに破れ、あなたたちに夢を託した
      広島県の野球少年たちの涙は報われてる、と思う。

      使い尽くされている言の葉だけれど、やっぱり言いたい。

       感動を有難う☆☆



ペン潤

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                    本文は【Last updated 2007/08/24 08:42:06 AM】
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[ 2007/08/22 00:00 ] 観ました^^*☆ | TB(0) | CM(27)
「 郷土愛 」
今の私のように、自分が生きて在る、この場所が嫌で嫌で仕方ない。

この地が変わらぬなら、変えよう、とするなら、まずは自分の在り様を変えるべし、と、

「良かったみつけ」に奔走し、出来うる限りの努力をしても、愛せない。



そんなのは、とても不幸、だと思う。



お子たちに「郷土愛」が育つのは、肉親の愛に包まれ、

優しく、ときには厳しく見守り育んでくれる地域社会、

宝物のような近しい友があってこそ、と、つくづく思う。



そのために、大人、である自分のできること。



学習指導要領で規定される「愛国心」。



、、、、そんなようなことをぐるぐると考えさせられた1日。
[ 2007/08/24 09:25 ] [ 編集 ]
Re:強烈でした。 佐賀北高 vs 広陵高(08/22)
故郷を離れて 数十年。

もう関東に住んでいる時間に方が長いのに

甲子園ってなぜが 自分の故郷チームを無条件に応援してしまいます。



今回は実家のある愛媛も今住んでいるところも 両方県立高校の出場でなんだか意味も無く嬉しかった。

両校とも 優勝した 佐賀北に破れてしまいましたが 優勝校に負けたのなら仕方ない (笑)

やっぱ 私立対公立高校の試合は自分とは関係の無いチームであっても 公立を応援しちゃう。

地元の子供たちのみでの結成チーム

少ない予算での練習。

子供のみならず お母様方もお疲れ様でした。とエールを送りたいです!(きっと大変だったでしょう)
[ 2007/08/24 09:37 ] [ 編集 ]
Re:強烈でした。 佐賀北高 vs 広陵高
そうですね。故郷を離れて久しく、またそれ程に愛着があるように思わない出身県ですが、やはり高校野球などでは応援してしまいます。

…うぅ、広陵に負けた…

いい試合でしたね(^^)

思うに今の居住地は自分の意志で変えられるけど、生まれ育った場所はこちらの感情とは関係なく変えられない。

国もまたしかり。

そのある意味不自由さの中に、切っても切れぬ愛着が生まれるのではないでしょうか。

だからこそ、生まれ育つ地域を少しは豊かなものにして子どもたちを育みたい。

んで、私も県立高校はやはり応援します。自分がそうだからでしょうか。

練習環境がいいとは言えない中でひたむきにがんばっているんだもの。

でもわが母校が甲子園出場した20数年前。在校生の私に卒業生の父と兄の三人分の寄付のお願いがきました。2回戦敗退しましたが、集まった寄付金でいきなりナイター設備はできたし、運動部部室はきれいになるし、文科系にまでクラブ活動費が増額されて予算獲得にはりきりました(笑)

他の運動部がインハイにでても、吹奏楽部や弦楽部が全国にでても寄付金は集まりませんから、野球はすごいなと思いました(^^;)

ともあれ、たくさんの感動に感謝!
[ 2007/08/24 10:41 ] [ 編集 ]
Re:強烈でした。 佐賀北高 vs 広陵高(08/22)
今朝TVで佐賀北高のことを知ってとってもおどろいちゃいました。今時このような高校が優勝できるなんて!!

最近高校野球を見るとなぜか涙が・・・歳かな(笑)と思っていたらやっぱし皆泣くのね。



愛国心、郷土愛、家族愛、みーんな自然と湧いてくるもの意外はまがい物?ですよね。

[ 2007/08/24 11:21 ] [ 編集 ]
Re:強烈でした。 佐賀北高 vs 広陵高(08/22)
ここにいたるまで、、どれもいい試合でしたね。

やっぱり公立高を応援してしまいました(^人^)

私も泣きました(笑)
[ 2007/08/24 14:19 ] [ 編集 ]
Re:強烈でした。 佐賀北高 vs 広陵高(08/22)
 公立高校の野球部の優勝は、本当に心が明るくなりました。広陵の準優勝は本当に悔しかったけど、それはそれで、きっと得る所が多かったと思う。

 佐賀北ナインがマスコミにちやほやされて、おかしな気分にだけはならないで欲しいと思うのは老婆心でしょう。

 それにしても、決勝戦を観て痛感したのは、やはり、大事なのは、スタープレーヤーを擁する事ではなく、全員野球だと言うことでしたよね。
[ 2007/08/24 16:27 ] [ 編集 ]
悲しいなぁ(T_T)
コメント読んで悲しくなり…コメントしない方がいいかなと思いつつのコメントなのですが。 今回、世の中にはいろんな考えの人がいるなと痛感させられました。 私立なだけで応援してもらえないのかなぁ? 決勝戦の8回、野村君が投球姿勢に入ると球場全体が大きな音を出し、判定がボールになると球場全体が拍手? 何なんでしょう? 判定がストライクか、ボールかの前にあの満員の球場でそんな事された広陵のナインが可哀想でホームランが出る前から、私は涙目でした。 県立高校が勝ち上がっていった。それはすごい事です。 でもマスコミが毎日そればかり騒ぎ、公平であるはずのネット裏までがボールに拍手。 寒気がします。 広陵の選手だって地元の子たくさんいるのに(T_T) 広陵でやりたい!って広島から頑張って入学した子がまわりにも何人もいるのに。 今回の大会は、特待生の問題もあって、県立、県立と騒ぎすぎだった気がします。 帰って来た広陵のナインが笑顔だったので本当にうれしかった。 絶対に国体でリベンジしてほしいなぁ。 私は主人が卒業生でも、あの8回までは公平な目で応援してたんですよ( -_-) 残念。
[ 2007/08/24 20:14 ] [ 編集 ]
「 意味もなく嬉しい 」
tiara_pittさん



 > もう関東に住んでいる時間に方が長いのに

 > 甲子園ってなぜが 自分の故郷チームを無条件に応援してしまいます。



関東に行かれてからの時間に、なんだか感慨深くなられませんでしたか?

私も、結婚前と結婚後の時間がちょうど同じになる年を迎え、

また、あと少しで、結婚後の広島時代と、この地で過ごす時間が同じになることに、

なんだか、と~っても思うこと、多いこの頃です。



甲子園で、自身の故郷チームを応援するのは、自身の高校時代を想い起こされるかも知れず、

また、今在る自身の原型、は、多かれ少なかれ、やはり故郷でつくられたもの、

だからかも知れませんですね^^*☆



 > やっぱ 私立対公立高校の試合は自分とは関係の無いチームであっても 公立を応援しちゃう。

 > 地元の子供たちのみでの結成チーム

 > 少ない予算での練習。



公立でも、スポーツ推進校であったり、商業や工業高校では、元々野球が強く、

それなりのシフトが組んであり、有力選手が続々入学してくる高校も少なくないのですが、

進学校である普通科高校では、そんなシフトなどなかなかできないことで、

フツーに部活を続けることさえ、困難な道だったりしますよね。



決して選りすぐりの野球少年時代を送った訳でもない、フツーの大志を抱いた少年たちが、

恵まれていない環境、施設のもとで、高校から基礎練習をコツコツと重ね、

甲子園へ行き、優勝まで果たした、という、全国のフツーの少年たちに、

夢と希望を与えてくれました。



フツーの少年たちであったからこその、ご家族の理解や協力は大変なものだと思います。

ご苦労が報われましたですよね。

3年生には、これから進路を決めるのに、迷いが生じて来られるかも???

野球部だって、これから少し変わって来ることでしょう。

ここからがまた、正念場、かも知れませんですね。

[ 2007/08/24 21:36 ] [ 編集 ]
「 生まれ育った場所は変えられない 」
ゆうやけぐもさん



 > 思うに今の居住地は自分の意志で変えられるけど、生まれ育った場所はこちらの感情とは関係なく変えられない。

 > 国もまたしかり。



自分の意思に関係なく、たまたま与えられた自身の環境背景。

それが、自身の性格形成に、大きな影響があるとすれば。



 > だからこそ、生まれ育つ地域を少しは豊かなものにして子どもたちを育みたい。



そそそ。 それを改めて強く感じた次第です^^*☆



 > 練習環境がいいとは言えない中でひたむきにがんばっているんだもの。



ですよね?

強豪校には、強豪校なりの苦労があり、

そこに頑張る生徒たちの努力や想いを否定する訳ぢゃ、決して、ない。



けれども、采配を振るう側としては、黙ってても集まる選手は選り取り見取りだし、

自分たちがヤりたい練習をヤり放題だし、遠征その他の融通もききやすく、

【恵まれてる】のは事実であるし、選手のなかには、高校部活動といったものを越え、

進路として野球を志し、野球一筋、一途に頑張れるお子たちも多いのも事実。



下の少年の高校も甲子園出場を果たしていますが、

ゆうやけぐもさんちみたいに裕福になっていないなぁ。。。

寄付が集まらなかった?(゚゜)\バキ☆



 > 他の運動部がインハイにでても、吹奏楽部や弦楽部が全国にでても寄付金は集まりませんから、野球はすごいなと思いました(^^;)



ほんとほんと!!

私の母校には野球部がなく、サッカー部がめちゃ強かったのですが、実感です!

塀で仕切られた隣は県立工業高で、野球部の勢いってば凄かったなぁああ。



 > ともあれ、たくさんの感動に感謝!



そそそ^^*☆

私はバレー部だったので、なんで野球ばかり!という僻み(笑)もあるし、

プロ野球と違う爽やかさが、胸に熱過ぎ、どのチームが勝っても負けても泣けるので、

極力避けて来た私でしたが、今夏は燃えましたぁああ。

[ 2007/08/24 22:05 ] [ 編集 ]
「 紛い物 」
パクチーナさん



 > 今時このような高校が優勝できるなんて!!



凄かったですね^^*☆

公立普通科高校としては、23年ぶりの優勝だったそうです。



 > 最近高校野球を見るとなぜか涙が・・・歳かな(笑)と思っていたらやっぱし皆泣くのね。



私は昔から涙が出てましたから、「歳」ぢゃないですとも~~(笑)。

どんなに野球嫌いのひとでも、高校野球を観たら、誰でもきっと感動しちゃうと思います。

だから私は、普段は避けるようにしてたんだけれど。。。(゚゜)\バキ☆



 > 愛国心、郷土愛、家族愛、みーんな自然と湧いてくるもの意外はまがい物?ですよね。



をを。 これは名言ですね。 メモしちゃいました( ..)φ



ほんと、そう思います。

強制されるものではなく、理屈で考えるものでもなく。

有事のときに、抑えても抑えても、胸の底からわきあがる想いだと思う。



んで、國は國で。 郷土は郷土で。 家族は家族で。

(お子たちに)そゆ存在で在れるよう、普段から努力して培って行くものだと。

[ 2007/08/24 22:20 ] [ 編集 ]
「 どれもいい試合 」
tarantiniさん



 > ここにいたるまで、、どれもいい試合でしたね。



毎年、毎年、熱いドラマがありますですね^^*☆



 > やっぱり公立高を応援してしまいました(^人^)

 > 私も泣きました(笑)



佐賀北高生は、一斉模試を控えて、甲子園に来てるときも勉強してたそうです。

進学校へ、勉強するために入学したお子たちが、

本格野球をするための高校を選択して入学したお子たちに勝つ。

甲子園を目指して頑張る4000校の頂点に立つ。

、、、やっぱり凄いことだと思います。



佐賀北高にも、広陵高にも、涙がこぼれて仕方がありませんでした。

[ 2007/08/24 22:26 ] [ 編集 ]
「 全員野球 」
をを>さきさん1850さん



 > 公立高校の野球部の優勝は、本当に心が明るくなりました。



私、無条件で広陵を応援しなかったことで、さきさんには、叱られるかと思ってました(滝汗)。



 > 佐賀北ナインがマスコミにちやほやされて、おかしな気分にだけはならないで欲しいと思うのは老婆心でしょう。



あのナインなら、大丈夫ではないでしょうか^^*☆

ただ、進路に迷いが出て来るんではないか、と勝手に心配したりなんかしてます。



 > それにしても、決勝戦を観て痛感したのは、やはり、大事なのは、

 > スタープレーヤーを擁する事ではなく、全員野球だと言うことでしたよね。



そうですね。

佐賀北も広陵も、ズバ抜けたスタープレイヤーの存在はなく、

ベンチ丸ごとの全員野球という、好感の持てるチームでした。

そして、どちらも、素晴らしい守備だったと思います。



ただただ勝利の女神が、佐賀北に微笑んでしまった、という感じでいっぱいです。

[ 2007/08/24 22:36 ] [ 編集 ]
Re:悲しいなぁ(T_T)(08/22)
なかちゃん0131さん、メッセージを有難うございます☆



 > 決勝戦の8回、野村君が投球姿勢に入ると球場全体が大きな音を出し、判定がボールになると球場全体が拍手? 何なんでしょう? 判定がストライクか、ボールかの前にあの満員の球場でそんな事された広陵のナインが可哀想でホームランが出る前から、私は涙目でした。 県立高校が勝ち上がっていった。それはすごい事です。 でもマスコミが毎日そればかり騒ぎ、公平であるはずのネット裏までがボールに拍手。 寒気がします。



あの甲子園の雰囲気は異常でしたね。

私もあのボールの判定で、涙がにじみました。



佐賀北の卒業生が嬉しくて全国から集まり、超満員になっていることは識っていましたが、

甲子園全体がそんな雰囲気になったのは、残念でした。

マスコミが煽ったことも大きいと思っています。



、、、でもね、きっと皆も気付いています。

あの試合を、きちんと試合として観たひとたちを筆頭に。



なんだか、今大会は、

初戦からずっと何処からも「立ちはだかる」的報道のされ方をした広陵でした。

それだけ、強かった、とも言えるのでしょうけれど。



私立校である、ということ。

特待生がいる、ということ。

野球留学生がいる、ということ。 それは、決して悪いことぢゃないのにね。



ただ、うちの下の少年やなかちゃんさんちの娘さんで実感しておられるように、

公立普通科での部活動で、全国優勝することの類稀さは、やはり賞賛に値するものだと思います。



 > 帰って来た広陵のナインが笑顔だったので本当にうれしかった。



素晴らしいナインでしたよね。

監督の選手を信じきっておられるお姿もこころに沁みています。

国体でのリベンジをこころから楽しみにし、応援したいと思っています。

[ 2007/08/24 23:16 ] [ 編集 ]
ごめんなさいね
広陵高校の名誉のために一言(;^_^A 野球留学生はいますが、広陵高校って野球特待生はいないんですよ。らしいです。主人が以前熱く語ってましたから。 中井監督の元で野球がしたいと集まるんだと。 娘の先輩が今回のナインの中の一人の同中生。 中学の時から、広陵で野球がしたくて一生懸命頑張って、今回のレギュラー。 あいつ、本当によかった、かっこいいよって心から喜んでたらしいです。 ボールの判定にグラブを叩きつけた小林君を非難する声も聞こえてきましたね。 でも、それだけ悔しかったんですよね。 笑って我慢するしかなかった野村君。 相変わらず横で爆睡してる娘と同じ、まだまだ10代の子供。 この方が高校生らしくて好感持てたんだけどな。 暑い中、遊ぶ暇もなく毎日部活を頑張る子達に、鬼母の目にも涙、涙です。ではまたm(__)m
[ 2007/08/25 00:28 ] [ 編集 ]
Re:ごめんなさいね(08/22)
こちらこそ>なかちゃん0131さん、続いて有難うございます☆☆



 > 広陵高校の名誉のために一言(;^_^A 野球留学生はいますが、広陵高校って野球特待生はいないんですよ。



あ、これは申し訳なかったですm(__;)m。



私の

 > 私立校である、ということ。

 > 特待生がいる、ということ。

 > 野球留学生がいる、ということ。 それは、決して悪いことぢゃないのにね。



というコメントは、なかちゃんさんの

 >  私立なだけで応援してもらえないのかなぁ?



というメッセージに対して、他意なく書いたことです。

今大会出場、出場49校中、「特待生」違反申告校は半数に及ぶ25校。

広陵も、勿論佐賀北も、違反申告校ではありませんでした。



ただただ中井監督の元で野球をすることに憧れ、入学し、

努力して努力してベンチ入りを果たし、そして甲子園へ。。。

そんな彼らの想いはプレイに現れていたと思っています^^*☆



全試合を通じて「ヤらされてる」野球や表情では決してなかったし、

そんな彼らをこころから信じておられる監督の采配は、随所で光っていました。

そして、それを、私たちの贔屓目、だけではなく、しっかり感じて下さったひとは、

意外に多い、と私は感じておりますですよ^^*☆



 > 相変わらず横で爆睡してる娘と同じ、まだまだ10代の子供。 この方が高校生らしくて好感持てたんだけどな。 暑い中、遊ぶ暇もなく毎日部活を頑張る子達に、鬼母の目にも涙、涙です。



高校生の親、をさせて貰っているからこそ、体験させて貰える想いですよね^^*☆

感謝しつつ、ふぁいとです☆☆

[ 2007/08/25 01:13 ] [ 編集 ]
Re:強烈でした。 佐賀北高 vs 広陵高(08/22)
なかちゃん0131さん のコメントとりうりうさんの返信を拝読してなんだかとても納得しました。





今回の広陵の選手たちの最後の笑顔ってほんと救われました。



なんでかな?と思ってたんですけど、達成感なんでしょうかね?



自分たちが培ってきたものを出し切れた「達成感」。簡単に言うけど、出来そうできませんよね~。



去年の駒大苫小牧の田中くんもそうだったけど。



今回の甲子園は、語ることが多すぎて、うまく文章にまとまらないです(笑)。
[ 2007/08/25 03:29 ] [ 編集 ]
達成感。
をを!>エイクマン6954さん



 > なかちゃん0131さん のコメントとりうりうさんの返信を拝読して

 > なんだかとても納得しました。



最後まで読んで下さって、有難うございます(嬉)。



広陵サイドの切なる想いが少しでも伝われば、

きっとなかちゃんさんが喜んで下さると思いますですぅ。



 > なんでかな?と思ってたんですけど、達成感なんでしょうかね?



達成感、ではナイと思います(汗)。

全くの私的邪推ですが、

彼らたちは、【俺たちは負けてない】って思ってるんだと。



実際、8回裏のあのボール判定、一球で決まったようなものですから、

彼らはあれをストライクと捉えているんぢゃないかと。

そう確信させるだけのものを野村投手は持っていますから。



そしてそれは、「たられば」の詮無い話でも負け惜しみでもなくて、

彼らは、こころからそう思って納得したんぢゃないか、と。



 > 自分たちが培ってきたものを出し切れた「達成感」。

 > 簡単に言うけど、出来そうできませんよね~。



我が身を顧みて、全く同感です^^*☆

それだけに「やり遂げた」「成し遂げた」者だけが手にすることのできる「達成感」って、

とっても素晴らしく、時には崇高なものだったりするし、

一生の糧となって自身を支えてくれるものになる、と思います。。。



自分の軌跡で生じた大小取り混ぜたさまざまな達成感に支えられて、

ひとは前を向いて、また目標を掲げて、歩き続けて行けるんぢゃないかしらん。。。。



 > 今回の甲子園は、語ることが多すぎて、うまく文章にまとまらないです(笑)。



つい広陵と佐賀北高の試合中心に観て来たので、

偏っちゃってますが>ぢぶん、

それでもエイクマンさんのお気持ちに同じです。

毎回、熱いドラマを展開しますが、今大会は特にその感が強いです。

それだけどのチームも力が拮抗していたのかも知れませんね。

[ 2007/08/25 11:43 ] [ 編集 ]
うぅ(;_;)
ちょっと熱くなりすぎご迷惑だったかと…反省しておりました。 エイクマン6954さん、りうりうさんありがとうございました。 本当にそうですね。悔いはないでしょうね。 中国新聞の見出しの【たった1球の失投】の文字に息子とも熱く語りました。 今回の大会は負けても泣かずに笑顔で甲子園を去った選手を何人も見ました。 自分より、よっぽど大人な選手達。 いい夏でしたね。 娘達が3年と戦える最後の公式試合までも残りわずかになりました。 悔いなき終わりのためにバスケ三昧の夏休みでした。 課題が…終わらないみたい( ̄□ ̄;)
[ 2007/08/25 13:34 ] [ 編集 ]
Re:うぅ(;_;)(08/22)
とんでもない>なかちゃん0131さん



 > ちょっと熱くなりすぎご迷惑だったかと…反省しておりました。



そんなことは絶対にありませんから、どぞどぞこれからもお気軽にメッセージ下さいね!



 > 中国新聞の見出しの【たった1球の失投】の文字に息子とも熱く語りました。



『失投』ですか。。。( ┬_┬)。

それは、満塁本塁打を浴びたときの球のことですね。

その前の押し出しの球は、絶対に失投ぢゃない、と思ってます。

で、あれがボールになったから、真ん中に行くしかなかった訳で。。。。はぅぅ。



監督が生徒たちを庇って、首を賭けて終了後に抗議されましたですね。

高野連からの返事も全て明らかにされました。



それもあって、お子たちは、すっきりしたことでしょう。。。



 > 今回の大会は負けても泣かずに笑顔で甲子園を去った選手を何人も見ました。



「負けたのに、砂なんて持って帰らない!」と答えた選手もいましたね。



 > 自分より、よっぽど大人な選手達。



クール、とか重さを感じてない、とか、これもまた色々と言われているようですが、

いいじゃないの、と思います。

彼らひとりひとりの胸のなかに、それぞれの甲子園の夏が在るんですもんね。



 > 娘達が3年と戦える最後の公式試合までも残りわずかになりました。

 > 悔いなき終わりのためにバスケ三昧の夏休みでした。



3年生にも後輩たちにも良き想い出、良き経験値ばかりでありますよう。



 > 課題が…終わらないみたい( ̄□ ̄;)



私は訊くのも怖いです( ┬_┬)。

つくづく、1週間起き上がれなかったのがイタいです。。。。。

[ 2007/08/25 17:44 ] [ 編集 ]
Re:強烈でした。 佐賀北高 vs 広陵高(08/22)
ご無沙汰しております。

佐賀県人で、野球特待生がいる割には県大会初戦敗退という私立高で仕事しております。



佐賀はこの夏、高校総体も開催され、暑い、熱い、夏でした。全国のトップアスリート達を向かえ、黙々と汗を流し、笑顔を振りまいて、おもてなしに勤めた、地味な高校生達を誇りに思います。



皆が勇気と感動を貰いました。

さあ、仕事頑張ろぅっと、向かい合うことが出来るようになりました。

多くの北高生たちは、連日バス応援でとんぼ返りを繰り返し、一週間以上自宅で寝ることが無かった子達もいるようですよ。若さって、羨ましい・・・。



ちなみに、今日明日は我家の高3生も、北高生も県下一斉の模擬試験です。マスコミは騒いでおりますが、彼等、高3生はきっと最後の追い込みで、普通の高校生としての厳しい毎日と戦ってくれるのではないかと思います。

この夏、高校総体、甲子園を通して、たくさんの感動をありがとう。りうりうさんのこの場をお借りして、感謝したくなっちゃいました。すみません。
[ 2007/08/25 20:57 ] [ 編集 ]
「 熱い、暑い夏 」
こちらこそ!!>TOKOさん

メッセージを有難うございます☆\(^o^)/☆



下の少年と私は、初戦から佐賀北高に注目しておりましたので、

TOKOさんは如何お過ごしだろう、、、、と折々に思っておりました~~\(^o^)/☆



 > 佐賀はこの夏、高校総体も開催され、暑い、熱い、夏でした。

 > 全国のトップアスリート達を向かえ、黙々と汗を流し、

 > 笑顔を振りまいて、おもてなしに勤めた、地味な高校生達を誇りに思います。



熱い、暑い夏。

主催者側のご苦労は如何ばかりか、と拝察致します。

んでもこうして、ホストを務めた高校生たちをしっかり見つめ、

誇りに思って下さる御方がいらっしゃる^^*☆

TOKOさんの一文を拝読して、すご~~~~く嬉しかったです。

有難うございます☆☆



 > 多くの北高生たちは、連日バス応援でとんぼ返りを繰り返し、一週間以上自宅で寝ることが無かった子達もいるようですよ。若さって、羨ましい・・・。



^^*☆

うちの下の少年の高校が出場していたら、

きっと、下の少年たちも応援に出掛けて行ったに違いありません。

在校生にとっては、クラスメートが、先輩が、出場するんですもんね。



 > ちなみに、今日明日は我家の高3生も、北高生も県下一斉の模擬試験です。マスコミは騒いでおりますが、彼等、高3生はきっと最後の追い込みで、普通の高校生としての厳しい毎日と戦ってくれるのではないかと思います。



うちの高3生も模擬試験です~~。

これからは気持ちの切り替えが勝負どころとなりますね。

マスコミが彼らのペースを乱さないよう祈っています。



 > この夏、高校総体、甲子園を通して、たくさんの感動をありがとう。りうりうさんのこの場をお借りして、感謝したくなっちゃいました。すみません。



こちらこそ、どうも有難うございました☆\(^o^)/☆ 嬉しかったです!

[ 2007/08/26 07:26 ] [ 編集 ]
Re:強烈でした。 佐賀北高 vs 広陵高(08/22)
こんにちは。

甲子園の決勝戦は素晴らしかったですね。どちらも頑張れ~~!!って気持ちで見ていましたが、最後の方は広陵を応援していました。

私立高校に通う2年の息子はこの決勝戦の時も今日も朝から晩まで野球をしています。甲子園へ行きたいって一心で頑張っています。

うちの高校にも特待生はいます(息子は違いますが)。でも私立公立、特待、非特待関係なく、野球に打ち込む気持ちは皆同じだと思います。

『反私立』のような甲子園の雰囲気とあたかもそれに後押しされたかのようなジャッジ、ナイスゲームだっただけに残念で悲しかったです。
[ 2007/08/26 15:30 ] [ 編集 ]
「 野球に打ち込む気持ちは同じ 」
canteenさん、はじめまして!

メッセージを有難うございます☆☆



 > でも私立公立、特待、非特待関係なく、野球に打ち込む気持ちは皆同じだと思います。



おっしゃる通りです!!



ただ、ただね。

打ち込む気持ちは同じでも、

本格野球をするための私立高を、そのために選択して入学できた生徒さんは、

その分、野球に関しては厳しい道ですが、野球をする、ということそのものに関しては、

やはり恵まれている環境に在れることは、確かなことです。



私立校へ行きたくとも、経済的な理由や家族からの反対等々で、

行けないお子たちも多い訳ですから。



 > 『反私立』のような甲子園の雰囲気とあたかもそれに後押しされたかのようなジャッジ、ナイスゲームだっただけに残念で悲しかったです。



哀しかったです。

広陵も佐賀北も気の毒でした。

懸命に闘っている彼ら自身には何の責任もないことでしたし。



公立校である佐賀北を持ち上げられれば、私立校である広陵を必死に称え、

私立校である広陵を持ち上げられれば、公立校である佐賀北を必死に称えたい私がいて、

こころが引き裂かれるようです( ┬_┬)。



どちらもそれぞれ素晴らしかった。 素晴らしいチームでありナインだった。

それに尽きますですよね。

[ 2007/08/26 17:21 ] [ 編集 ]
Re:強烈でした。 佐賀北高 vs 広陵高(08/22)
くぅぅ~。この話題たっぷりしたかったのに、忙しさの波にのまれてしまいました。。。。。



昨年のようなハデさはないものの、十分ドラマチックですばらしい試合でした。これはね、甲子園の神様の仕業なのですよ。だって誰も決勝に来るなんて想像もしてなかった公立校が優勝するなんて。



神様がね「設備が整っていなくても、スター選手がいなくても、金銭的なバックアップのない公立校でもがんばれば優勝できるんだよ。高校野球って、甲子園ってそういうとこなんだよ」って言ってる気がして。



だってね、アレはストライクです。間違いなく!(笑)



あの1球が試合を決めてしまいました。

あの珠をボールなんて言わせるとは、神様がいるとしか思えない。・・・・・このことを地域の新聞に投稿したら、(時々投稿してる)大おじいさまのお悔やみが出たその日に掲載されてしまいました。

なんだか、こんな時になんて能天気な嫁だ!って思われたかも。だって投稿して時は元気だったんだもん(笑)



広陵も本当に本当にがんばったね。

・・・あれは絶対ストライクです。くどいけど。
[ 2007/08/30 14:01 ] [ 編集 ]
Re[1]:強烈でした。 佐賀北高 vs 広陵高(08/22)
私も>とらトクさん

 

 > くぅぅ~。この話題たっぷりしたかったのに、忙しさの波にのまれてしまいました。。。。。



語り合いたかったですよぉ( ┬_┬)。

お疲れさまでした!

七七日まで、もう少しお忙しいことでしょう。

どうぞご自愛下さいね。



 > これはね、甲子園の神様の仕業なのですよ。



ほんとにね。 そう思うしかないボール判定でした。

全ては、まさにあの一球でしたね。

んだから、広陵の生徒にも涙がなかったんだと思います。。。



公立高野球少年に、大きな夢と希望を与えてくれましたですね。



 > なんだか、こんな時になんて能天気な嫁だ!って思われたかも。



だいぢゃぶだいぢゃぶ。

大爺さまのご年齢と、掲載されるまでのタイムラグに、誰もが気付いて下さいますよ^^*☆



 > 広陵も本当に本当にがんばったね。

 > ・・・あれは絶対ストライクです。くどいけど。



ありがとぉ( ┬_┬)。

[ 2007/08/31 08:11 ] [ 編集 ]
Re:強烈でした。 佐賀北高 vs 広陵高(08/22)
審判がストライクと言ったら、それはやっぱりストライク。 
[ 2007/09/25 18:12 ] [ 編集 ]
ルール。
ルールさん、はじめまして。

1ヶ月前の日記へ、わざわざメッセージを有難うございます。



 > 審判がストライクと言ったら、それはやっぱりストライク。 



おっしゃる通りです。



だもんで、大変申し訳ない。

私は、ルールさんの一行に、『 だから、何? 』 って、思ってしまいましたです。



 > 審判がストライクと言ったら、それはやっぱりストライク。 



んなことは誰だって判ってます。

だからこそ、場面場面で、悶々としたり、愕然としたり、泣いたり笑ったりするんですよね。

審判だって、人間ですから。



判ってても諦めきれなかったり、天を仰いだりしつつ、胸を擦って擦って、天意だと、諦める。

その一球に、意義やら意味を見出して、自身を納得させて、こころを整理して。



そして、見事な試合だった。 有難う。

、、、そういう流れのお話だったんですけど。

[ 2007/09/25 23:55 ] [ 編集 ]
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