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今日も元気で

今、生きて在れることに感謝し、限られた生を慈しみ、楽しんで、感謝のなかに在ろうと決意中。

仁くん、ついにキレる。



昨夜、なんとかPTA新聞を刷り上げた。
後は、8日の文化部会で、部員全員で折って部数仕分けをし、1年の反省をして終了。

長かった(T_T)。 途轍もなく長かった。
この1年間、いつもいつも胸の底にPTA新聞のことが澱み、プレッシャーを抱えていた。

色々と色々と、よくもまぁここまで、というほど大小取り混ぜて問題が勃発したが、
お蔭で、なんとか3号とも初めての文化部員の手作り、ということで完成でき、
中國新聞社主催のPTA新聞コンクールへ応募することもできた。

だが、今回の3学期号にて、恒例となっている卒業していく子どもたちの寄せ書きで、
不登校となっている生徒のうち2名から、どうしても寄せ書きを貰うことができなかった。

学校に、友人に、様々な想いを抱えて不登校となっている子どもたちに、
「卒業に寄せて」という寄せ書きを頼まねばならない、という
無神経な作業にも心が痛んだが、
全員ではないのに、「寄せ書き」としてしまっていいのか。

見て見ぬふりをして、知らなかったふりをして、このまま発行してしまっていいのか。

大きな問題を抱えてしまっている。


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ともあれ。
昨夜は11時前に帰宅できた。
昨夜は久々に一家が揃った晩だというのに、家中の灯りが消えている。

おかしいな、とは思ったけれど、
私はそのまま、PCに向い、仕事を少々やっつけて、
楽天にアクセスし、コメントいただいた方々にお返事を打ち込んでいた。


気配を感じて振り向くと、下の少年がしょぼくれて立っている。

 「どしたん?」

 「ぅん……」

俯いて、私の顔を見ない。

 「何?」

 「あのね、おとうさんがね、ムカツクことを言うけん、ね、…ちょっと暴れた…」

 「あばれた~~???! 仁くんがぁ??」


思わず、吹き出してしまって、慌てて顔を引き締める。

仁は、中3とは言っても、ようよう150cmを超えたばかり。
まだ声変わりもしておらず、ヒゲも濃くなく、つるんとした赤ちゃん肌で、
ウッドストックに似た可愛い子ちゃんである。

反抗期は来ていて、カリカリしたときには、よくハブてる(膨れっ面)。
これまでも、足音をわざとドンドン立てて2階に上がり、
家中が揺れ動くような勢いで自分の部屋のドアを閉めることは数知れず。

だが、30分もすれば降りてきて、おやつをねだったり、
私に、ぴとっと引っ付いてきては、
「も~~ぉ! おかあさんは子離れできんのんじゃけぇ、ウザいよ」
とか言うので、大笑いで済んでいた。

でも、本人が「暴れた」というのは、初めて。
いつもとは違った展開のようである。

 「おとうさんはね、仁が心配でたまらんのんよ。
  入試まであと正味4日でしょ。 イライラしとる仁に声をかけてあげたかっただけよ」

 「そんでも、訳ワカランことを言うんじゃけん」

 「どうやって暴れたん? ひっくり返ったん?」

 「違う」

 「ボール投げたん?」

 「違うっ!!!」

 「え~~~、もしかして、お皿割ったぁ~??」

 「そんなことせんわぁ。 ゴミ箱蹴って、あの飾り棚の上のものを手で払った」

 「んじゃ、ケガはせんかったんじゃね。 でもゴミ箱も飾り棚も綺麗じゃん?」

 「後で片付けた」

 「お兄ちゃんが?」

 「僕がっ!!!」

ぶっと吹き出してしまう。

 「なんね~~。 自分が散らかしたものを自分が片付けるのって、
  めちゃくちゃサエんかったろ? ムナしくならんかった?」

 「だって、これで、また後でなんじゃかんじゃ言われるの嫌じゃもん」

 「ふ~~ん。 おとうさん、仁が好きでたまらんのんじゃけん、
  仁がそんなことしたら、ヘコんじゃったじゃろう?」

 「知らんわぁ、そんなん」

 「ま、ね、あと4日なんじゃけん。
  仁の心が心配で心配でたまらんおとうさんの気持ちをわかったげてよ。
  おとうさんが可愛想じゃろ?」

 「僕が可愛想よ!!!!!」

 「うん、じゃけん、みんな心配しとるんよ。
  お兄ちゃんだって、だから帰って来てくれたんよ」

 「う"~~~~~~~。 おやすみ!!!!」

くるっと回れ右をして行きかける仁に、

 「仁く~~~ん」 と呼びかける。

 「なん?」 と振り返った彼に

 「ちょっと抱っこしてみよっかな?」 と言うと、

 「聞こえんわ!!!」 と叫んで、走って2階へ上がって行った。 


 ◆◆◆

なんとも仁らしい、可愛らしい「暴れた」事件で済んで良かったが、
7、8日の公立入試は、仁にとって、
出来杉くんな兄と比べ続けられてきた中学校時代から
大手を振って自力脱却できるか否かの大勝負である。

既に、仁の受験校が兄の進学した高校ではないことで、
何かと話題になっているようであり、仁自身、十二分にヘコんでいる。

食も進まず、神経質になっている仁の傍に居てやれず、今夜もPTA。
明日からの土日は、一日中、PTAで留守をする。 私も胃が痛い。
ごめん、仁くん。


全ての受験生が、何事もなく、元気で受験でき、全力を出し切れますように。





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Re:仁くん、ついにキレる。(03/04)
タイトルにえええ??となりましたが、かわいい暴れ方だったようで、一安心しました。受験生をお二人も抱えてりうりうさんもさぞやお疲れだと思います。

更新通知が欲しかったので、楽天のお気に入りに加えさせていただきましたm(__)m。私自身はプログをあっちこっちに書いていてなんか自分でも整理できておりません。

そうそう、↓のおかあさまのお話、たっくんの卒業式のお話は夜中に読ませていただいたのですが、しーんとした部屋で一人涙(かなし涙ではない)がこぼれてきました。すてきなご家族ですね。りうりうさんのお人となりの姿に重なります。(すごくいろんな想いを抱いたのに、文面にできない自分がもどかしい!)
[ 2005/03/04 12:37 ] [ 編集 ]
Re:仁くん、ついにキレる。(03/04)
こちらでは毎学期発行の「新聞」は広報の仕事です。

執行部が一緒にかかわっていくのは大変な労力と時間がかかりますよね。

それじゃなくても充分たくさん仕事があるのに。



わたしも子どものことが気になります。

うちも長男が受験で「こんなことやっていていのかな?」と思うことも。

親がべったりでなくても自分で切り抜けて欲しいと思っていたし

子どもも鬼のいぬ間にゲームしたりリラックスして遊んでました。

次男に関しては(今中1)そばにいて欲しいみたいで

もう役員はやめてと言っています。



小学生の娘は一番安心なのですが

雨の日だったりするとわたしのいない時間の

ピアノの行き帰りなどが心配です。

なんて言いながらピアノがあることさえすっかり忘れてることもあります。(汗)



プラスの部分がそれ以上にあると思いたいですね。
[ 2005/03/04 13:03 ] [ 編集 ]
仁くん・・
お父さんのどんな言葉や態度に強く反応したのかな。

それでもお母さんに言えるだけ、よかったわ~。

[ 2005/03/04 15:08 ] [ 編集 ]
Re:仁くん、ついにキレる。(03/04)
広島弁と相まって、なんと可愛い……って言っちゃあ失礼かも知れないけど。

自分でちょっと暴れておきながら、ちゃんと直すとこ、

そして、それをアッサリ白状するところ、

いろいろ考えてる風の仁くんが、とても素敵。

ヘコむこと数々あれど、この子なら大丈夫!って感じがしますね。

いいなぁ、仁くん。

[ 2005/03/04 16:13 ] [ 編集 ]
Re:仁くん、ついにキレる。(03/04)
常に優秀なお兄さんと比較され続けた仁くん、屈折することなく、まっすぐに成長されたんですね。



うちの次男は、周りから、自分自身でも、最悪なことに当の兄姉からも比較され、馬鹿にされることがあるようで、心が痛みます。

仁くんが大勝負に見事勝利し、進学した高校で大輪の花を咲かせることをお祈りしています!



寄せ書きの件、読ませていただいて、思い出したことがあります。

以前、公立の高校の受験に失敗した生徒達が通う高校に勤務したことがあります。

中学生の時に、色んな事情があって不登校になっていた何人かの生徒と接した際に、一人の女生徒がこう言いました。

「中学校に行かなかった時、先生や友達が何度か家まで迎えに来てくれた。私は悪態をついて、暴れ、親や皆を困らせた。悪かったと今は思うけど、当時は自分を変えられなかった。」

彼女は、高校では一生懸命勉強し、ほとんど休むことはありませんでした。

離婚して離れて暮らす母親と同じ看護士を目指し、看護学校に進みました。



一時期不登校であっても、何かをきっかけに、また学校に戻ってくる子はたくさんいるはず。

不本意な形ではあっても、彼らは卒業していく学校に、何かしらの思いを寄せているはずだから、できればそれを残しておいてあげたいですね。

彼らがそこに居たという証を!

もちろん、りうりうさんたちが尽力された末での、しかたのない結果だとはわかっています。

勝手なことを言ってごめんなさい。
[ 2005/03/04 21:55 ] [ 編集 ]
仁くんがんばれ~
もう少しですね~(*^_^*)

タイトルに驚きましたが、かわいいね。

私も、抱っこしてあげたい(*^_^*)



いろんな思いが、送る側にも送られる側にもあるということを、

改めて考えました。



お母様のお話、心の深いところに「しーん」とくる

お母様のおもい、りうりうさんのおもい、

どちらも深い思いにあふれ、羨ましいな。



たっくんも仁くんもファイト~!
[ 2005/03/05 02:02 ] [ 編集 ]
はじめまして??
お気に入り登録、有難うございます!!!

kojimaoさんって、真○さまですよね(*^o^*)。

1度、足跡を辿らせていただいたのですが、そこではブログ閉鎖なお話を

されているご様子だったので、それ以上お読みせずに失礼しておりました。

HNから、絶対真○さまだと思ってはいたのですが…(テヘ)。



母の話を読んでいただけて、とても嬉しいです!

こちらでもどうぞ、よろしくお願い致します☆☆☆
[ 2005/03/05 17:28 ] [ 編集 ]
子どもたちのためと、自分のため、と思えばこそ…
Urara0115さん、コメント有難うございます。



> 執行部が一緒にかかわっていくのは大変な労力と時間がかかりますよね。

そうなんです!

うちの中Pでは、執行部が各部に入り、一緒に行事をこなしていきます。

執行部の願いや目指す方向を、部長さんを始め、より多くの保護者の方々に伝えたい、

ご理解いただきたい、がためのものなのですが。。。



最近は、役員さんのなり手がいらっしゃらないため、

部長さんも籤引きで決まり、初めての役員で部長さん、というケースも増え、

実質、執行部が入らなくては、どの部も昨年の部から引き継いだノート以外

何も識らない、できない状態。

「執行部に任せとけばいい」空気をなんとかしたいところです。



積極的で、役員の自主運営を目指す部長さんの場合は、

執行部は勿論、部長さんのサポートに回り、口は出しません。

各部の行事がたてこむと、私たち三役は連日連夜、学校です。。。

K市や広島市にも度々出向きました。

郡Pでは、一日かけて瀬戸内の島に出向きます。



>もう役員はやめてと言っています。

>プラスの部分がそれ以上にあると思いたいですね。



(T_T)。

上の少年は「おかあさん、いつもありがとう」と言って労ってくれてましたが、

仁には「マジ、迷惑なけん」と言われ続けて丸9年…。(T_T)



しっかり子どもたちを観て、先生方のご努力を観て、

ここで動かんでどーする!!な状況が多々ありました。



子どもたちを通して、先生方を通して、自分自身学ばなければ!

自分が変わらなければ、子どもたちは変わらない。

学校は変わらない。



絶対絶対、プラス部分がた~~くさんあった!って

言いたいですよね☆☆
[ 2005/03/05 17:30 ] [ 編集 ]
兄とずっとお喋りしていたので…
bamukero3さん、コメント有難うございます。

夫の話では、父子3名の夕食の後、

際限なく兄弟のお喋りが続く(それも夫には入っていけない話題)ので、

ついつい夫は、入試直前であることをつついて、

仁の逆鱗に触れてしまったようです。



仁は、久々に晴れやかな顔で兄と楽しくお喋りしてたらしいのですが。



夫も本来なら、

「ここまで来たら、後はしっかり休んで気力体力充実させよう!」と

思うひとだし、そう言いたかったと思います。



んでも、夫は、落ちた場合の仁のダメージを何より恐れています。

それに、仁は、あまりこれまでコツコツと勉強してきていないので、

直前の詰め込みをしなくていいのかハラハラして、

おそらく、つい

「1分1分が大事。1分でも単語1つ年号1つ覚えられるよ!」な~んて

言ってしまったに違いありません(=_=)。
[ 2005/03/05 17:48 ] [ 編集 ]
思惟ちゃんだっ☆☆☆
思惟ちゃん☆、お出まし、有難う☆☆☆



>自分でちょっと暴れておきながら、ちゃんと直すとこ、

>そして、それをアッサリ白状するところ、



でしょでしょ??(笑)。

色々考えてるのかどうかはわかりませんが、

臍を曲げ切れない。

「腹は立つけど、やっぱり、おとうさんやおかあさんが好き!」みたいなところが

ミエミエで、まだまだ仁は、私の手の届くところに居てくれてるなぁって。



我侭で、負けん気が強く、強情っぱりで…、

私の嫌なところ、なくしてしまいたいところを、まんま受け継いでくれてて、

時々たまらなくなってしまいますが、

なんとかこの度の試練を乗り越えて行って欲しいです。
[ 2005/03/05 17:50 ] [ 編集 ]
全員ではない寄せ書き…
arue718さん、仁への応援、有難うございます☆

arue718さんの次男さんにも、心からエールをお送り致します☆☆☆



寄せ書きについて、お気付きを有難うございました。

不登校を克服した子どもたちのお話を見聞きする度、

深く深く学ぶものがあります。

そして、不登校に陥ってしまう子どもたちをこれ以上増やしてはならない!

と、その度に想うのに。 願うのに。



>不本意な形ではあっても、彼らは卒業していく学校に、何かしらの思いを

>寄せているはずだから、できればそれを残しておいてあげたいですね。

>彼らがそこに居たという証を!



有難うございます☆☆

毎日ではないですが、2ヶ月かけました。

寄せ書きの形ではなくても、何かメッセージでも、イラストでも、と

お願いしたのですが…。



どうしてもダメだった2名のうち1名には、全く逢わせていただけませんでした。

保護者の方が家庭教師をつけられ、「もう学校教育には全く何も期待していない」、と。

もう1名は、この中学校に自分が存在していたことそのものを抹消してしまいたい、と。皆のこころからも自分を抹消して欲しい、と。

自分の存在を消してしまいたい、と想うには、余程のことがあったようなのですが、

そのあたりは、具体的なことが掴めていません。

「自分が悪かった、自分さえ居なければ○○ちゃんたちは傷つかなかった…」と

自分が原因で起こった人間関係の縺れ?を苦にして、のようでした。



子どもたちの忍耐力のなさ、硝子のような脆い神経が取り沙汰されて久しいですが、

心の器の大きさ、深さ、弾力、耐力は、人それぞれ。



んでも、確かに、我が家を振り返ってみても、

幼少時に「筋にそって我慢すること」をみっちり躾けられている子どもは

少なくなっているような気が致します。



いつの時代でも、家庭内教育と学校教育が寄り添い合い、

補い合える形が理想ですよね。
[ 2005/03/05 17:54 ] [ 編集 ]
もう少しですが…
ネコの目さ~ん、仁は体調を崩してしまいました~!

遂に遂に花粉に負けたかも……(>_<)。



>いろんな思いが、送る側にも送られる側にもあるということを、

>改めて考えました。



このブログにしてもそうですよね。。。

単なる感情の垂れ流しにならないよう、

できるだけ対象化して書こうとは心掛けているのですが、

そもそも日記なので、私には無理そうです(=_=)。。。



母の話、読んでいただいて嬉しいです。

今在る私には、大きな大きな核が2つある、と思っているのですが、

その1つが、この事件でしたので……。

有難うございました☆☆
[ 2005/03/06 00:07 ] [ 編集 ]
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