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今日も元気で

今、生きて在れることに感謝し、限られた生を慈しみ、楽しんで、感謝のなかに在ろうと決意中。

ポストマンさん、有難う☆







ブログでお友だちの、@弥々さんちや、cscatさんちの息子さんが、
この年末年始にアルバイトでポストマンになられたご様子。


それぞれ、懸命に頑張っておられるご様子が、
可愛く、頼もしく、感動させられる。


cscatさんちの息子さんは、年賀状配達に行き、
「お年玉」を用意されていたお宅から、「お年玉」を貰われたそうである。


これから、様々なアルバイトで、いろんなこと感じ、学ばれ、
逞しくなっていかれることだろうが、
なかでも、この「お年玉」は一生、忘れられないものになるのではないだろうか。



    ◆   ◆   ◆



私の実家から自転車で通えるところに、大きな本局がある。

大学1年のとき、高給に惹かれ、
年末年始に郵便局でアルバイトをしたくて、
両親に申し出た折、即座に却下され、哀しかった想い出がある。


父曰く、
   「 お前は、いずれは家を出て行く身。
     残された僅かな、限られた正月を家族で過ごさなくてどうするのだ 」。


アルバイトだけでなく、
高校のクラスメートたちなどと、集団で初日の出を観に行く計画も反対された。

自分が、この家を出て行くことなど、当時は想像もできなかったし、
なんだかとっても理不尽に思われ、不満であったが、
今となっては、自宅で、一家四人が炬燵を囲み、
静かに年越しを迎え、朝までトランプで遊んだりしたお正月は、
本当に宝のような想い出になってしまった。



    ◆   ◆   ◆



6日の既に夕刻近く、ドアチャイムが鳴り、出て行ってみると
初めて見掛けるご年配のポストマンさんが
1枚の年賀葉書を持って、消耗したご様子で立っておられた。


なにやら逡巡しつつ、めいっぱい迷っておられるご様子を隠さず、
口篭もりながらも、ようやく口を開かれる。


   「 あのーーー。
     いきなり、大変失礼で申し訳ないのですが、
     これはお宅宛、、、、じゃないですよね? きっと?

     いえ、なんの根拠もないんですっ。 すみませんっ!! 」


自信なさそうに、ちらっとその葉書を見せ、
慌てたように、そそくさと立ち去ろうとされる。


   「 待って、待って! もう一度、ちゃんと見せて下さい
     なんだか、見たことがあるような字です 」


ちらっとしか見えなかった葉書の、のたくったような宛名書きの筆跡。

なんとなく見覚えのあるような気がしたために
思わず、ポストマンさんを呼び戻す。


   「 え、よろしいんですか? 」


おずおず戻って来られたポストマンさんに、
裏返して差出人の名を見てもいいか、と 訊ね、裏返してみた。


そんなにお上手ではない字なのに、くずしてあって(でも毛筆ではない)、
めちゃくちゃ読みにくい字で、住所の番地が大違いで、郵便番号もデタラメ。

苗字も一字違っており、下の名前は私とよく似ており、1番下は同じ漢字。

しかし差出人の名に心当たりがある。


   「 申し訳ありません。やはり、違いますよね? 」

   「 …いえ、おそらく我が家宛のようです 」orz....


こちらの方が思い切り恐縮する。 


   「 え? 本当ですか? 本当ですか? 有難うございます!! 」

   「 とんでもございません。 こちらこそ、大変ご迷惑をお掛けしました 」

   「 ぃやー。 迷ったけど伺って良かったです!
     住所から名前から全然違うんだけど、
     それでも、もし、って思ったんですよね 」


ドアを開けたときに、悄然と立っておられた御方とは、まるで別人のように
喜び勇んで帰って行かれるポストマンさんに、思わず深く深く頭を下げた。


1通でも。

早く、確実に、必ず届けたい。

そんな想いを乗せて、こうして配達して下さってるんだよね。


     ◆   ◆   ◆
    


「 ポストマン に お年玉 」って。。。


そう言えば、子どもの頃、
「羽振りの良い家」ではされていた、と聞いたことがある。

当時のお正月は、まず三が日は、余程の街中のデパート級でなくては、
お休みの時代だったから、ポストマンは特別、だった。

だから、皆の感謝のこころも特別だった、ような気がする。


これまで、自分が「 ポストマンにお年玉 」を用意する図、なんて、
考えられもしなかったけれど、
今日のようなことがあると、考えてしまう。

学資保険を取りに来られたりするポストマンさんに、
お茶を用意してたりはしていたけれど。

こういうときのために、ちっちゃなポチ袋を用意しておけば良かったかな?
冷たい指先がぬくもるよう、熱~いお茶の缶とか。
年賀状業務は、やはり普通とは違うよね。


。。。んでも、まずは、きっと。

こころからの「 有難う 」の声掛けから。。。。かな。

いつだって、している、と思うのだけれど、
いつのまにか機械的になってはしないか、気をつけようっと。

ペンポストマン




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[ 2006/01/07 00:00 ] 徒然草 | TB(0) | CM(10)
Re:ポストマンさん、有難う☆(01/07)
年賀状は、早めに収集が始まる分、

誰もが元日に受け取れるよう、

郵便局でもそれはそれはがんばる、というのを

TVで見たことがあります。

例えば、「○○市△△町」と住所が書いてあって、

それがほんとうは「東△△町」であっても、

突き止めて配達してくれる、って。

年賀状の「あて先不明」は、そういう努力の末の「不明」だって。



りうりうさんのところにいらした郵便屋さんも、

その一翼を担うおひとりだったのですね(^^)

[ 2006/01/12 09:04 ] [ 編集 ]
Re:ポストマンさん、有難う☆(01/07)
そのハガキ、どなた(友人とか近所の子とか^ ^;)からなのかも気になりますけど(^ ^;ゞ

でも、よくぞ届けて下さった!という感じで、

ご年配ならではの勘だったのでしょうか・・・

心温まる出来事でしたね(^-^)



年賀状配達の人にお年玉って聞いた事がないですけど、

何かの修理や大きな家電を届けて設置して戴いた場合などは、

缶ジュースを差し上げてました。

車の中でも いつでも飲めるしって事で。

夏場が多かったので、冷やしておけるし(^-^)

でも、次女が生まれ、長女が大きくなってからは なし(;^_^A アセアセ・・・

缶ジュースを用意しておくと、彼女らが いつの間にか飲んでしまうからで(^_^;

言っておいても、そういう時に限って主人が飲んじゃうとか(笑)

冷やしたお絞りという事もありましたけど、

ちょっとした お金ではない「ありがとう」をしたいなぁ~と思ってでしたが、

配達の人にお年玉というのも、お金ですけど お金ではない感謝の気持ちですね(*^_^*)
[ 2006/01/12 09:28 ] [ 編集 ]
Re:ポストマンさん、有難う☆(01/07)
たった一通。無視することもできたでしょうに、誠実な仕事を誇りとされているポストマンさんに頭が下がります。

確かに昔は正月三が日、目に付くところでお仕事をされているのは郵便屋さんだったでしょうね。それだけに感謝の気持ちも強かったかな。

ヨーロッパでは確かクリスマスにポストマンさんにチップを上げる習慣があったと思います。ヨーロッパのクリスマスは、本当に店が全部閉まりますから。

[ 2006/01/12 09:31 ] [ 編集 ]
年賀状のドキュメント
私も>まみい☆さん

昔、TVでドキュメントをみたことが在ります。

大都会の郵便局と、小さな町の郵便局と、交互に比較して追っていったもので、

どちらにもとても感動を覚えるドキュメントでした。



それがお仕事、とは言いながら、量が量だし、

ルール通りに、しかも読みやすく配慮されてるものたちばかりではないですから、大変ですよね。



該当者のない葉書を諦めないで、僅かな可能性に望みを掛け、一軒一軒。

訊ねて回っておられる姿に感謝、感謝です。



んでもって、ケアレスミスの多い私。

宛名だけは、間違えないようにしなくっちゃ、と改めて思いましたですぅぅ。

[ 2006/01/12 10:00 ] [ 編集 ]
差出人は。。。。
ををっと、鋭いツッコミ(笑)>_AZ_さん



なんでここまで、デタラメなのぉ?と思えるとんでもないお葉書は、

3年前までお世話になってた隣町(とは言え、山をひとつ越えた隣の市になります)の

整体の先生からでした。



この先生は、3年前に広島の中心街へ進出されたので、

そのままご縁が切れてしまってたのですが、

一応成功され、娘さんたちにそこを譲られ、また戻って来られた由。



一時、親しくしていただいたとはいえ、一患者の私ですから、こんな感じで仕方ないのかな、と。

(んでも、当時のカルテなどは、どーしたんぢゃ~ぃ)



私も家電関係の修理や設置など、ご足労いただくときには、必ず缶珈琲を準備しています^^*☆

我が家は、ビール以外の缶ものを飲む習慣がないので、このときのためだけに用意します。



というのも、辺鄙なところなので、

メーカー修理などになった場合、片道1時間はゆうに掛かってしまうので、

「技術料」やらなんやらに加算されているだろう、とは感じつつも、申し訳なくて。

帰りの車中でもどうぞ、と、ひとり2缶お渡ししたりします。



冷やしたお絞り、レンジでチンした熱いお絞り。

時期に応じて、それもしています。



んでもでも。

「ポストマンにお年玉」。。。これは思いつきませんでした。

私も「お金」というところに抵抗があったんだと思います。



 > ちょっとした お金ではない「ありがとう」をしたいなぁ~と思ってでしたが、

 > 配達の人にお年玉というのも、お金ですけど お金ではない感謝の気持ちですね(*^_^*)



そうですね!

お年賀で、おめでたい気持ち。有難うの気持ち。

「お年玉」という形なればこそですね。



小さなポチ袋に、例え200円でも300円でも。

貰ったひとは、きっと嬉しかったですよね^^*☆

[ 2006/01/12 10:17 ] [ 編集 ]
Re:ポストマンさん、有難う☆(01/07)
いるんだぁ~、そういう人~。

かと思うと 全く知らない郵便物が入ってたりもするけど。

配達してる人によるんだろうけどスッゲー得した気分になりますね。



セガレはコンビにでバイトしてたけど 「アリガトう」って言葉だけでも うれしいそうです。

[ 2006/01/12 16:24 ] [ 編集 ]
ありがとう・・
つい誰にでもありがとう、と言ってしまうこまま。

レジでも宅配のお兄さんにも・・。

沈黙が苦手で(笑)。

でも、気持ちのいい言葉ですもの。

無言よりいいですよね。

私も販売の仕事していたとき、ありがとうはうれしかったし・・。

1枚でも確実に・・・仕事に誇りをもっていらっしゃるのでしょうね。
[ 2006/01/12 17:58 ] [ 編集 ]
「 たった 一通 」
そうなんです>ゆうやけぐもさん



それにね、我が家が喪中であることをちゃんとチェック済みでいらしたようなんですよ。

その我が家に問い合わせに来られたことを、申し訳ないくらいに恐縮しておられてて。

んだから、とても胸が痛かったです。

我が家に来た年賀状で、ポストマンさんにそんな想いをさせちゃったんですもんね。



毎年のように、臨時職員さんによる年賀状不配などのがっかりの事件も起こるけど、

1番がっかりで、悲しい想いをされるのが、ポストマンさんたちなのだと思いました。



 > ヨーロッパのクリスマスは、本当に店が全部閉まりますから。



唯一神教国家のこういうところ、、、かなわないなぁ、、って思いますよね。

日本でいう【異端】と【異端】のレベルが違う。

優れた面、困っちゃう面、いつも感じていたい、と思います。

[ 2006/01/13 00:09 ] [ 編集 ]
いたさ~~>だぁるちゃん
いらっしゃいましたよーー>だぁるさん



嬉しい、というより有難くて、申し訳なくて、後姿に最敬礼致しました。

ご年配の方でいらしたんだけど、スキップでもされそうな足取りでお帰りになりました。

住所も宛名もデタラメちっくなあの1枚が、どんなにこの御方を悩ませてたのか、と思うと

ほんと申し訳なかったですよぉ。



 > セガレはコンビにでバイトしてたけど 「アリガトう」って言葉だけでも うれしいそうです。



そうだよねー。

私は、逆に、少年たちから「おかあさん、恥ずかしい」ってヒかれるほど、

レジでも、バスや電車でも、高速の料金所でも、「有難う」って言っちゃうので、

「有難う」が言えないひとの気持ちが判らない。



慣れてない? 恥ずかしい?

一度、出してしまえば、きっと次から言えるのにねー。



お互いに気持ちよく、倖せで在れる潤滑油だよね^^*☆

[ 2006/01/13 00:27 ] [ 編集 ]
Re:ありがとう・・(01/07)
私も、私も~~>こまま1023さん



 > 沈黙が苦手で(笑)。



で、役員さんにもなっちゃう、と(笑)。

これはもう、損な性分なんだけど、ここまで来たら「得」って思いたいよね^^*☆



気持ちを言の葉であらわすってこと、今の時代、本当に大切なことだと思います。

みんなが、有難うって、自然に言える家庭、学校、会社、環境、

世の中、社会、世界!!でありたいですよね☆☆

[ 2006/01/13 00:31 ] [ 編集 ]
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