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今日も元気で

今、生きて在れることに感謝し、限られた生を慈しみ、楽しんで、感謝のなかに在ろうと決意中。

義父の穿頭術後1日目




術後、父の眼の色が活き活きしていたのに驚いた。
「 春霞が取れたようだ 」としっかりした口調で言う。


どんなに不自由な想いをしていたことだろう。
もっと早くに気がついてあげれば良かった、と後悔の念が大きいが、
それでもいのちを助けていただいて、幸運だったと思うようにしよう、と決める。


迷っていた私たちに、この脳外科病院を教えて下さり、
背中を押して下さった近隣の御方にこころから感謝を。


ICUは、ベッドの位置が高いので、万一転落しては、、と、
義父の病室は、ナースセンターのまん前の個室となった。

アルツハイマーであり、耳も遠く、同室者がおられては大迷惑となるため、
1日3000円の個室代は、痛いけれど、個室でむしろ有難い。

夜中、導尿しているのに、トイレに行きたがるのに閉口した。
ほぼ5分間隔である。

薬で眠らせるにはリスクを伴うため、痛み止めしか処方されない。
これはとても有難いことだと思いつつ、看護師さんたちに申し訳ない。

義母も休む暇がない。


早朝、とりあえず、私だけ自宅に戻り、
夫と下の少年、和風仕様の義母のお弁当をつくり、
色々と義父の入院支度を整え、義母の衣類も持ってまた病院へ引き返す。



「 抑制 」を解かれ、導尿官を解かれた父は、
早速 「 トイレに行く 」と言って義母を困らせ、
ナースコールを押しても看護師さんが来られなかったため、
義父の手を離して、病室の扉のところまで行った隙に。


待ちきれず、いらだった義父はベッドの柵に足を乗せ、
柵を乗り越える形で、頭から転落した。。。。そうである。



すぐにCTを取っていただき、今のところ脳内出血はないようであるが、
今後、どのようになるか、おそらく腫れてくるのではないか、との由。

熱は7度5分。
この手術の後の発熱としては、高い方ではないが、
できるたけ出ないほうが脳のために良いという。

義母は、心配を通りこして、義父に対して怒っている。



義父は元気で、すぐにも家に帰る、と言って聞かない。
どうして自分が病院に要るのかも判らない。
怪我で、手術したために、治るまで入院するのだ、と説明するのだが、
次の瞬間には忘れている。
その度に、ここは何処か、何故居るのか、を説明する。


 「 儂はもう治った。 点滴も要らん。 帰る! 」


点滴も、引き抜いてしまうため、ずっと手を握っていなくてはならないが、
凄い力で、手を振り解き、点滴を剥ぎ取ろうとする。



そして、、、、。
老人ホームに入れられたのではないか、と疑いを持ち、私を睨む。
その言の葉は、、、、記したくない。


排尿は自分でしたがり、そのために間に合わず、失敗して衣類が間に合わない。
一応、紙おむつとパッドはしているのだが、
トイレの前に、自分でそれを外すので、失敗するのである。

借りている車椅子も、ベッドも、ぐしょぐしょ。
病とはいえ、義母も私も、縮こまるような想いで、いたたまれない。


義父も、義母が叱り付けるように言うため、納得するが、
嫁の私の言うことは絶対に聞かない。

看護師さんにもずっとついていただく訳には当然行かない。

だが、これからもずっとこの調子で、
義母がついていなければならないのなら、早晩、義母が倒れてしまう。

義母も80歳。 四肢麻痺の難病に倒れたのは2年前。
2年掛かって、やっとここまで回復して来たのである。



、、、私が徐々に義母ととって代わり、
私の言うことを聞いて貰わねばならないのだが。



   ◆  ◆  ◆



皆さんには、大変ご心配をおかけしました。

こちらや、私書箱、メール等々、
たくさんのあたたかなメッセージをいただき、
澱のような疲れを皆さんにほんわか包んでいただいているようです。
有難うございました。

とりあえずは、なんとかかんとかやっております。
このまま、父が肺炎を起こしたり、なんらかの感染症等を起こさねば、
2週間をメドに退院できる、ということでしたのですが、
ベッドからの転落事件で、少し先が見えなくなりました。


現在は、義母を病院へ送り(泊まらなくても良くなりました!)
自宅の分と義父の分、ひととおりの洗濯を済ませて、珈琲タイム☆☆☆

これから、夕飯の差し入れをつくって、義父のパジャマ類を買って病院です。

また、落ち着きましたら、ゆっくりご挨拶させていただきますm(__)m


ペン傷


取り急ぎ、
 > さきさん0208さん

 スポーツマンは、老若男女かかわらず、
 常になんらかの故障、異常を抱えながら、
 自分でうまくやりくりし、付き合っていくものですが、
 やはり、その状態を正しくしっかり本人が把握していることが
 前提になるだろうなぁ、と思いますです。
 ( 私たちバレーおばさんなどは、まずもって日々筋力、体力が衰えていることを
   自覚し、それと向き合うことからですが。。。) 

 万々万が一、深刻な異常だったら、
 殊に青少年の場合は、後悔しても追いつかないので、
 ご本人であるお嬢さんが余りに気になさるようでしたら、
 検査だけはされた方が良いかも、です。。。
 検査結果の先は、ご本人が自分の調子、様子と
 先輩たちの体験談を聞きながら、うまく付き合っていかれることでしょう。

 うちの下の少年も、バスケの職業病だと思っていた腰痛が、深刻な急性ヘルニア。
 膝痛は、先天的な軟骨肥大でしたですぅ。(手術で軟骨を削らねば治らないorz.....)




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Re:義父の穿頭術後1日目(10/20)
私の母も、父も排泄のことではかわいそうでした。

病気だからと私達は思うけれど

本人達にしてみれば、自分で排泄が自由にできないということは許せないことのようでした

プライドの高い御父様のようだから

りうりうさん気苦労が絶えませんね・・

ご自分の身体も大切にしてくださいね・・・

[ 2005/10/21 11:38 ] [ 編集 ]
Re:義父の穿頭術後1日目(10/20)
義父も当初点滴引き抜き事件を度々起こして抑制されていました。可哀想なので家族がついている間は外し、代わりにずっと手を握っておりました。

排泄も起き上がれる間は行こうとしてはもがき、オムツも自分で外してしまうので、シーツも毛布もパジャマも悲惨な状態に。

体を動かす元気があって…と後には思いましたが、付き添う身にとっては言葉にならない大変さでした。付き添う間、自分がトイレに立つこともできず、常に気を張らねばならず。

りうりうさんとお義母様のことを思うと、少しでも体も気持ちも楽に過ごせる方法はないかと思います。

退院後のことも含めて、皆さんが落ち着いて過ごされますようにお祈り申し上げます。

休めるとき、一息つける瞬間は逃さずにお休みくださいね。

[ 2005/10/21 12:13 ] [ 編集 ]
Re:義父の穿頭術後1日目(10/20)
 そうですね。今日は部活が無いらしいので、連絡するように言っておきました。

 お義父さんの看病、大変ですね。我が家の舅は他界して3年半ですが、認知症がひどくなるのと前後して、足が不自由になったので、逆にそういう意味ではらくだったかもしれません。

 看病に当たった義母も、抑制は致し方ないと言ってました。「私がぼけたらぎゅっと縛ってよ!」と言います。
[ 2005/10/21 12:47 ] [ 編集 ]
Re:義父の穿頭術後1日目(10/20)
お義父さまもさることながら、ご看病をされているお義母様、りうりうさんの体力・精神力の疲れを心配しています。

寒さも増してきました。お身体労わってくださいね。
[ 2005/10/21 13:06 ] [ 編集 ]
とりあえず
看護師、医師や病院側に気を使うのはやめましょう。

教師もそうですが、ある程度の範囲は世話がかかることを前提にして、その職についておられるのでしょうから。



お二人では体力的にも精神的にももう無理だ、と行き着く前にまず病院に助けを求めてくださいね。

余裕のあるうちにヘルプしないと、だめですよ~
[ 2005/10/21 13:23 ] [ 編集 ]
Re:義父の穿頭術後1日目(10/20)
昨年両親が同時に違う病院に入院してしまった際に、奥さんや奥さんの母上には大変な負担を掛けてしまいました。

モチロン家族なので・・・と言うことはあると思いますが、やはり周囲の負担は計りしれないもの。



りうりう姐のお体の事も心配しております。

どうか、ご両親のみならず、りうりう姐も無事になんとか乗り切って、と祈るばかりです。
[ 2005/10/21 13:26 ] [ 編集 ]
Re:義父の穿頭術後1日目(10/20)
りうりう**さん



ご無沙汰しています。。



お義父さま・・大変だったようですね。。

これからよき回復に向われますようにお祈りしています。



りうり**さんも看病などで大変だと思いますが

お体にだけは気をつけてがんばってくださいね(*^-^*)



[ 2005/10/21 14:48 ] [ 編集 ]
あっ!
最後の りうりう**さんのお名前・・「う」が抜けていました。。



すみません(^^;)



[ 2005/10/21 14:50 ] [ 編集 ]
Re:義父の穿頭術後1日目(10/20)
お疲れさまです。

まだまだ落ち着かれることはないのでしょう。

家族としてやりきれないものもあるでしょう。

側にいるからこそつらいこともあります。

どうかお身体壊されませんように。



http://www.geocities.jp/chiaki_konishiki/

[ 2005/10/21 14:56 ] [ 編集 ]
Re:義父の穿頭術後1日目(10/20)
・・・嫁ってホントに・・・

ウチの義父も大手術の後、

生後3年の孫のこともわかったのに、

私のことは「付き添いさんには帰っててもらって」

と言われましたわ。

勿論もうろうとした頭の中でですけどね。

血がつながってないって事は凄いです。



本当、りうりうさん、ぜったい無理されませんように。

公的な補助で使えるもの、時には経費がかかってもそれで助かるものはどんどん使わないとダメですよ。

そういうときのために、働いているのですから・・・。
[ 2005/10/21 15:22 ] [ 編集 ]
Re:義父の穿頭術後1日目(10/20)
まだまだこれからや・・・

先は長いで・・・

やりすぎて、息切れせんように・・・

まんず、ご自身の心身の健康あっての介護やもんね^^
[ 2005/10/21 17:01 ] [ 編集 ]
Re:義父の穿頭術後1日目(10/20)
うちの父も亡くなる2日位までは、どうしても自分でトイレにいきたがりました。もうフラフラして、誰かが支えなければ、突然体の力が抜けて、床に転げるであろう・・という状態なのに・・。しかも痩せているとは言え、男の人なので、支えるのがとても大変で、普段はずっと寝ているのに、トイレに行きたくなると、突然起き上がり・・私たちには、父が起きるのは恐怖でした。そしてついには、トイレに間に合わないようになり、ベットでも一回失敗してついにおむつを当てることとなりましたが、その次の日には亡くなってしまいました。入院してたった20日で息をひきとりました。だからまだ私の場合は楽でした、お父様のりうりうさんへの言葉、嫁という立場って本当に弱いですよね・・。どうかりうりうさん、義母さん!どうぞ看護士さんにどうぞ頼ってください。でないと今度はお二人の体がもちません。そして休めるときは十分休んで、入院は入院される方も大変ですが、看病する側にすごい負担がかかってしまいますので、十分に気をつけて!!
[ 2005/10/21 19:16 ] [ 編集 ]
Re:義父の穿頭術後1日目(10/20)
認知症も一時的に良くなれば・・・と思ったのですが、

そう上手くはいかないものですね・・・

本当に、大きな駄々っ子ですよね(;^_^A

認知症の場合、老人保健や介護保険で 病院にヘルパーさんを付けてはいただけないのでしょうか。

病院のケースワーカーさんに とにかく相談なされた方がいいですよ。

無理をすれば、子どもも旦那様も巻き込んでの総崩れを起こしかねません。

ご家族がまだまだ元気で、りうりう*さんも動けるうちに、

何かしらの助けを得た方がいいと思います。

自分が楽になる為にと言うより、

義父さんにも義母さんにも、自分の家族にも 余地は必要ですから。

根を詰めないようにしてくださいね。
[ 2005/10/21 20:41 ] [ 編集 ]
クスン
術後のICU症候群も出ているのかも知れませんね(T^T)

私も義母の時、ええっと思うような事を言われ、3着朝手渡したばかりの寝間着が、昼過ぎにもう全部汚れていて、洗濯もしてくれないと怒られたことも。

怒りというより尋常じゃない雰囲気に、ただひたすら怖かった。

病気が言わせているのだと気分を切り替え、少しでもホッコリと出来る時間が取れますようにお祈りしてます。

[ 2005/10/21 21:52 ] [ 編集 ]
Re:義父の穿頭術後1日目(10/20)
あ。そうそう、手術をした、しないに関わらず、

頭の中の何かしらで倒れた後は、認知症のような症状が強く出るんですよね。

そのまま、被害妄想、幻聴もあり、入院中も含め1年半は同じ状態が続きました。

今はだいぶ落ち着きましたけど、りうりう*さんの義父様も、

元々アルツハイマーがあるにしても 一日も早く落ち着いて下さるといいのですけど・・・
[ 2005/10/21 23:44 ] [ 編集 ]
Re:義父の穿頭術後1日目(10/20)
何もいえません。ただ、ただ、無理をなさらぬように。

りうりうさんやお義母様が倒れないようにと祈るばかりです。
[ 2005/10/21 23:57 ] [ 編集 ]
Re:義父の穿頭術後1日目(10/20)
色んな事・・・察するあまりコメントは控えることに。。。

ご無理のないようにね。

[ 2005/10/22 05:19 ] [ 編集 ]
Re:義父の穿頭術後1日目(10/20)
こんばんは、りうりうさん!



ご無沙汰に関わらず、お見舞をありがとう。



なのに・・・とんでもない!

りうりうさんが大変だったのではありませんか!

三週間の偏頭痛も、さもありなん。

気をつけてねー。一度、きちんと計ってもらってね。

   ・・・心配。



日記、全部読みました。

お義父様のこと、

父をまざまざと思い出されて、他人事に思えませんでした。

アルツハイマーにはなっていなかったけれど、状況は同じです。

お嫁さん”のりうりうさんは、いっそう気苦労が多いですよね。お察しします。



頑張れとは言わないわ。

のーんびり、ゆったり、気持。

なるようにしかならない。なるようになる。



りうりうさんのすることなら、何をしても◎です、きっと。



自愛、忘れないでいて下さいねー。約束ねー。



[ 2005/10/23 23:44 ] [ 編集 ]
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