17日。
2年ぶり

に 美容院へ行く。
腰の長さを越えた私の髪に、「 クソ長いよっ!!

」と叱られ、
思い切って 40cm程度カットして貰い、
アップし易いよう ゆるめに掛けて貰うことに。
仕上がるまでの間、よもやま話に花が咲き、
そこへ帰宅して来た 礼儀正しく爽やかな 中学3年生の息子さんの話になり。
はにかみながら、きちんと挨拶のできる彼は 現在サッカーに夢中で、
高校でもサッカーを続けたいと願っており。
素質がない訳でない彼を ご両親は応援し、
彼の希望と彼の成績、家の経済事情、卒業後の進路も鑑み、
進学先は、是非、公立へ。
それもできれば、サッカーの強豪高である県立工業高校か、
市立工業高校に 挑戦したいと願っておられ。
先日、進路決定のための三者懇談会があるとのことで、
お店の都合をつけて、頑張って おとうさまが出席されたのだったが。
担任の先生は、ハナから
「 息子さんの成績では 公立は無理です 」
考えるだけ無駄、と 一刀両断で、
希望していない市内の私立男子校1校に決定、終了!
と、その男子校の資料だけを渡され、ものの5分で
席を立つよう促されたため 唖然としたとのこと。
聴いていた私も 耳を疑う。
現時点の彼の成績で そう判断されたにしても、
まだ、公立高の受験まで 4ヶ月近くある。
何故、彼が、ご両親が、そう願うのか。
彼やご両親の希望と現実との乖離を埋めるため、
夢を叶えるため、には、どんな努力が必要か。
努力しても努力しても叶わなかった場合に備え、
彼やご両親の希望の次善策には、
どういった高校が、どういう観点から 勧められるか。
その高校を卒業した先には どんな進路が拓けているのか。
自分が担任をしている生徒に 適していると自分が判断した高校を
生徒や保護者が想定していなかった場合、
選択肢に加え、ご家庭内で 検討を重ねて貰うために、
その高校の特長をきちんと説明し、「 指導 」する。
それが 「 進路相談 」 やら 「 進路指導 」であり、
そういったことを 「 懇談 」 するのが、
進路決定のための 「 三者懇談 」 ではないのだろうか。
少なくとも 子どもたちの将来を左右する夢や希望に対し
「 考えるだけ無駄 」なる暴言は 許されていいハズがない。
そう憤った私に
「 りうさんってば、話せる!! 」 と、
市内の数少ない 公立、私立校以外は、資料も持たず、
生徒を観ず、テスト結果の偏差値だけで語られ、
市外希望する親子に対し、とても露骨に面倒がっておられる担任に
怒りを通り越して、悲しかったのだ、と こぼされる。
そういう話は とても辛い。
まさに 私の小中P時代、
管理・管理・管理の生徒不在な運営で、
予感していた通りの道を
突き進んだのだなぁ、と。


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中学校って手をあげるとか発表するとかアピールがものすごく成績に評価されて・・・
公立を受けるときにやっぱり無茶苦茶言われたそうです
(田舎なので公立が上)
公立高校はテストとともに通知表を重視するので先生は「絶対に無理」と
でもテストはよくできる子なので親が
「落ちてもかまいませんから受けさせます」
って啖呵をきって結局きちんと合格しました
今回の話とは反対かもしれないけど先生って結局楽に全員どこかに入れちゃうことしか考えてないんだと思う・・・