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今日も元気で

今、生きて在れることに感謝し、限られた生を慈しみ、楽しんで、感謝のなかに在ろうと決意中。

金庸 『 倚天屠龍記 』







       PTA時代の友人からお借りした金庸の武侠小説3部作の最終4巻。

       前作を読了後、 暫く間を空けよう、と思ったのだったが、
       実際のところは、5日空けるのがやっと。

       ようよう5日数え、1巻目を手にしたらば、すぐさま読了してしまった。




     





       鞘を払わなくても物が切れるという倚天剣。
       持っているだけで武林至尊とされる屠龍刀。

       「 倚天屠龍 」を手にしたものは天下制覇ができるといわれ、
       この宝剣、宝刀をめぐって 各武林一族をあげての阿鼻叫喚死屍累々物語。

       前作 『 神ちょう( 周に鳥 )剣侠 』の3年後から物語は始まるのであるが、
       この物語の主人公となる張無忌は、1巻の終盤に誕生する。


       何が正であり、何が邪なのであるか。


       張無忌の心身の成長を通して、ちょこちょこ 前作までのキャラが絡み、
       懐かしい想いもさせられながら、大きなテーマが繰り広げられる。


         正と邪。

         宗教の問題。 信と義。

         誠を尽くすとはどういうことか。


       三部作のなかで、1番スケールでかく、1番面白く読んだのであるが、
       ひとつどうしても釈然としないのが、「 女性 」の描かれ方、である。

       多彩な顔ぶれの男性陣に対し、ステロタイプな女性たちは、
       基本的に「 悪女 」であったり、
       しとやかで芯の強そうに見えた女性も 男性次第でたちまち豹変していく。
       「 悪女の深情け 」的愛憎どろどろ。

       或る意味、張無忌の「 女難小説 」とも言えるこの展開は、
       男性の描くアクションものにありがちな感強く、素直に楽しめない。

       男性ヒーローの「 武侠小説 」なのだから、仕方ない??

                                  う"~ん。。。


              
             初めて読んだ金庸氏の、この三部作の一作目のような
             「 あ~ 面白かった! きゃはは??? 」 で終われないのは、

             それだけ深く書かれている、ということか。
             私の読み方、期待度が、違うところにある、ということか。




ペン本運び

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[ 2009/07/23 00:00 ] 読みました^^*☆ | TB(0) | CM(0)
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