「 土日に豪雨になりそうだから、その前に1度帰宅しておこうと思って 」
そう言って、夫がふらりと帰宅して来たのだったが、
その晩から集中豪雨となり、深夜に異例の町内放送が警報を出し、
避難する準備も必要だ、と流す。
翌朝、当然の如くJRローカル線はストップし、再開のメド立たず。
隣市では、住居が倒壊し、亡くなられる御方も出たくらいの被害が出、
うちの
干上がる寸前だった川 が喫水近くまで増水し、
あと20cmも増えたら、決壊しそうな勢い。
我が家の休耕田も水田のようになっており、
近隣の水田は決壊し、農業用水路が溢れ、自宅前の道路はなだらかな坂なので、
浅い川のように低地に向かって水が流れている。
我が家は水田の土を掻き出し、ガラを投入し、
道より高く醸成しているため、この道沿いに水が侵入することはないが、
他のお宅は、道との高低さが余りなく、少々心配である。
夫はどうしても出社せねばならず、かといって出社の手段がない。
私の愛車で行けばいい、と言うと、
4日間は戻れないだろうから、その間、君が困るだろうし、
義母の通院もあり、また、義母に何かあったときに不安だから、と言う。
はぅぅ。
タクシーなんぞで出社したら、3万円は飛ぶ。
なんで 昨夜、帰宅したんぢゃ~~ヽ(`Д´)ノ
思わず、夫を責めたくなってしまうが 我慢、我慢!
結局、ラジオ情報で新幹線が動いているのを識り、
新幹線で広島駅まで出て、JR本線が動くのを待つ、と言うので、
隣市の新幹線駅まで夫を連れて行く。
自宅前の道路は、水深は浅いが既に「 川 」。
川はますます増水しており、決壊まであと10cm程度のように見える。
強風でも吹けば、波で道路に溢れそう。
私が帰宅するまでに決壊してたらどうしやう??
不安にかられつつ、夫を新幹線駅に落として帰路を急ぐ。
自宅へ帰り着くまでに、「 広島着いた~!

」と夫からメール。
叩きつける雨のなか、坂道では水にハンドルを取られる。
土砂崩れがいつ起きても不思議でない この道で、私の方が遭難しそう。
で、帰り着いたら、川が決壊してたりして??? ヽ(`Д´)ノ

夫はその後、広島駅で2時間待ち。
6時過ぎに出発したので、始業時にはセーフ!
お蔭さまで川は決壊することなく、
班内の皆さんもなんとか無事。
あちらこちらで大きな被害が出たことは ひとごとでなく
こころより お見舞い申し上げます。
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大変でしたね。
旦那様も会社に行けて、りうりうさんも無事帰宅できて、良かったです。
この水害で大変な思いをされた方々、お見舞いをもうしあげます。