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今日も元気で

今、生きて在れることに感謝し、限られた生を慈しみ、楽しんで、感謝のなかに在ろうと決意中。

大学受験に成功すると【偉い】のか?

「みなさんは、中学卒業時のメンバーのうち、3人に1人の大学進学者です。
 あなたは、3人に1人【も】大学進学している、と考えますか。
 それとも3人に1人【しか】大学進学していない、と考えますか」

 これが、私の大学入学時に投げかけられた、忘れられない恩師の一言である。

 ▼3人に1人【も】
  …今や大学進学者は、昔のように、頭脳明晰で家庭環境にも比較的恵まれた
  類まれなる【学士さま】ではない。
  石を投げれば学士に当たる。 十把一からげの学士である。
  高校卒業後に就職すれば、年棒150万円としても、
  4年間で600万円分の仕事をすることができる。
  その600万円分と4年間の学費とを、
  あなたはこれから【学生】というだけで浪費していくことになるのだ。
  あなたは【学生というだけで飯が食える自分】をどう考えますか。

 ▼3人に1人【しか】
  頭脳明晰で、本人も周囲も大学で学ぶことを望みながら、
  家庭の事情等々で、泣く泣く進学をあきらめている人たちが大勢いる。
  当然のように学生となったあなたはそのことをどう捉え、考えていきますか。

  …恩師は、志望大学受験に失敗し、惨めな想いで毎日を過ごしていた私に、
  この重たい言葉を投げかけた。
  以来、恩師とずっと対峙し、私が私として生きていくための闘いは始まった。
  そして、今も続いている。

 で、 『大学受験に成功すると【偉い】のか?』

 長年、職場に一流国立・私立大学卒の後輩を迎える度に、そう感じてきた。
 俗に言う【共通一次】世代からは、妙にマニュアル化された輩が急増したように感じられ、
 ただただ「○○大学卒」と言うことだけ。
 中身のないプライドをふりかざし、しがみつき…
 とにもかくにも「使えない」奴ばっかぢゃん。 と。

 だが、今年高3の息子を抱えて思う。
 個々の動機や彼らをとりまく環境がどうであれ、
生半可な決心や努力では、超難関一流大学には合格できない現実。

 彼らの合格に漕ぎ着けた努力だけは、何人たりとも否定はできないのだ、と。
 
 ◆◆◆

 ただ~~し!
 やっぱり、入学後の努力やら人間性やらは、それからの問題。
「○○大学を出た」だけでは、社会では評価できませんよ、やっぱり。
 夢を持っていますか。
 その夢を実現させるため、可能性を広げるため、
 努力を重ねてきましたか。
 『実るほど頭を垂れる稲穂かな』

 来るもの拒まず。
 大学は、入学希望する学生には、全て門戸を開放し、
 そして、「○○大卒」に値するだけの体系だった学問を収めたものだけに
 卒業する資格を与えて欲しいなぁ、、という気持ちには変わりありません。
 そうしたら、大学自体も、もっともっと努力すると思う。
 先生方も、茶色になったノートを広げて毎年同じ講義なんて出来ないはず。
 学生と毎日真剣勝負の学究生活。
 とってもエキサイティングでスリリングで、
 楽しい毎日だと思うんだけどなぁ。。。。。


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[ 2005/02/13 21:21 ] 徒然草 | TB(0) | CM(0)
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