3月1日。 全国的に高等学校の卒業式でしたね!
ご卒業された皆さん、おめでとうございます\(^o^)/☆
皆さんの前途に幸多かれ、と祈りつつ。
ちょうど1年前。
ぎっくり腰で動けず、
下の少年の卒業式に出席できなかった イタい想い出 に
改めて ヘコむ私 (o_ _)oポテッ
昨日 に続いて の 覚書。
● 水無月
梅雨が明けて水が涸れてなくなる月であることから。
逆に田植が終わって田に水を張る必要のある月
「 水張月(みづはりづき)」「 水月(みなづき)」
であるとする説も有力。
また、田植という大仕事を仕終えた月「皆仕尽(みなしつき)」、
水無月の「 無 」は「 の 」という意味の連体助詞「 な 」であり、
「 水の月 」であるとする説など。
水無月 みなづき
水月 みなづき・すいげつ
水涸月 みずかれづき
風待月 かぜまちづき
松風月 まつかぜづき
青水無月 あをみなづき
波達羅盈月 はだらえづき
弥涼暮月 いすずくれづき
涼暮月 すずくれづき・りょうぼづき
蝉羽月 せみのはつき
常夏月 とこなつづき
鳴神月、鳴雷月 なるかみづき
田草月 たくさづき
田無月 たなしづき
夏越月 なごしのつき
季月 きげつ
旦月 たんげつ
焦月 しょうげつ
晩月 ばんげつ
伏月 ふくげつ
遯月 とんげつ
建未月 けんびづき
陽氷
晩夏
長夏 ちょうか
常夏 じょうか
季夏 きか
炎陽
積陽
極暑
● 文月
七夕に詩歌を献じたり、書物を夜風に曝す風習があるから。
だが、七夕の行事は奈良時代に中国伝来したものであるところから、
本来は、稲の穂が含む月であることから
「 含み月 」「 穂含み月 」の意であるとする説もあり。
七夕月・棚機月 たなばたづき
七夜月 ななよづき
文披月 ふみひらきづき・ふみひろげづき
書披月 ふみひろげづき
愛逢月 めであいづき・あいぞめづき
袖合月 そであいづき
秋端月 あきのはづき
秋初月 あきはづき・あきそめづき
穂見月 ほみづき
女郎花月 をみなえしづき
親月 ふづき・おやづき・しんげつ
相月 あいづき・そうげつ
涼月 れいげつ・りょうげつ
冷月 れいげつ
瓜月 かげつ
個月 ごげつ
桐月 とうげつ
蘭月 らんげつ
婦月 ふげつ
否月 ひげつ
建申月 けんしんげつ
初秋 はつあき・しょしゅう
新秋
孟秋
● 葉月
木の葉が紅葉して落ちる月=「 葉落ち月 」。
他に、稲の穂が張る「穂張り月(ほはりづき)」
雁が初めて来る「初来月(はつきづき)」
南方からの台風が多く来る「南風月(はえづき)」という説もある。
月見月 つきみつき
萩月 はぎつき
葉月 はづき
八月 はづき
観月 かんげつ
宋月 そうげつ
壮月 そうげつ
素月 そげつ
弦月 げんげつ
桂月 かつらづき・けいげつ
●月 ( 月偏に去る )きょげつ
秋風月 あきかぜづき
雁来月 かりきづき・かりくづき
燕去月 つばめさりづき
草津月 くさつづき
紅染月 べにそめづき・こうぞめづき
木染月、濃染月 こぞめつき
葉落月 はおちづき
園色月 そのいろづき
諸越月 もろこしづき
建酉月 けんゆうげつ
竹春 たけのはる・ちくしゅん
中秋・仲秋 なかのあき・ちゅうしゅう
● 長月
「 夜長月(よながつき)」の略。
他に、「 稲刈月(いねかりづき)」が「 ねかづき 」となり、
「 ながつき 」となったという説、
「 稲熟月(いねあがりづき)」が略されたものという説がある。
菊月 きくづき
祝月 いわいづき
紅葉月 もみぢづき
色取月 いろどりづき
玄月 げんげつ
詠月 えいげつ
梢秋 ごずえのあき
朽月 くちづき・きゅうげつ
剥月
紅梅月 こうばいのつき
菊開月、菊咲月 きくさきづき
菊間月 きくまづき
花吹秋 はなふくあき
青女月 せいじょづき
竹酔月 ちくすいづき
濃染月・木染月 こそめづき
寝覚月 ねざめつき
夜長月 よながづき
小田刈月 をだかりづき
建戌月 けんじゅつづき
高秋 こうしゅう
晩秋 ばんしゅう
暮秋 くれのあき・ぼしゅう
● 神無月
「 神無月 」の語源として諸説あるが、
いずれにしても「 神無 」は宛字としている。
神無月(かんなづき) 出雲大社に神々が集い、1年のことを話し合うため、
出雲以外は神無月、出雲は神在月という。
醸成月(かみなんづき): 新穀で新酒を醸す月
神嘗月(かんなめづき): 新嘗(にいなめ)の準備をする月
神な月(かみなづき):「 神の月 」の意
雷無月(かみなしづき):雷のない月
良月 りょうげつ
陽月 ようげつ
拾月 しゅうげつ
大月 たいげつ・だいげつ
吉月 きつげつ
坤月 こんげつ
神去月 かみさりづき
初霜月 はつしもつき
時雨月 しぐれづき
雷無月 かみなかりづき・かむないづき
鎮祭月 ちんさいげつ
鏡祭月 きょうさいげつ
春待月 はるまちづき
小春月 こはるづき
正陰月 せいいんづき・せいいんげつ
建亥月 けんがいげつ
小春 こはる・しょうしゅん
初冬
上冬 じょうとう
玄冬 げんとう
孟冬 もうとう
● 霜月
文字通り霜が降る月であるから。
他に、「 食物月(おしものづき)」の略であるとする説や、
「 凋む月(しぼむつき)」「 末つ月(すえつつき)」が訛ったものとする説もあり。
神楽月 かぐらづき・かむらくづき
神帰月 かみきづき・かみかえりづき
雪見月 ゆきみづき
雪待月 ゆきまちづき
霜見月 しもみづき
霜降月 しもふりづき
子月 ねづき
暢月 のぶつき
葭月 あしづき、かげつ
鴨月 かもづき
朔月 さくげつ
章月 しょうげつ
千月 せんげつ
達月 たつげつ
辜月 こげつ
復月 ふくげつ
広寒月 こうかんげつ
竜潜月 りゅうせんげつ
天正月 てんしょうづき・てんしょうげつ
建子月 けんしげつ
露隠葉月 つゆこもりのはづき
中冬・仲冬 ちゅうとう
陽復 ようふく
新陽 しんよう
風寒 ふうかん
● 師走
坊主(師・師には、僧侶の意味もある)が走り回るほど忙しくなるから。
本来は伊勢神宮や各地崇敬社の御師(神宮大麻・神札を配る祈祷師)達が
各家庭を巡る事からである。
春待月 はるまちつき
梅初月 うめのはづき・うめはつづき・ばいしょづき
極月 きわまりづき・ごくげつ・ごくづき
窮月 きゅうげつ
茶月 さづき
除月 じょげつ
厳月
限月 かぎりのつき
数月 かぞえづき
季月 きげつ
終月 しゅうげつ
果月 はてのつき
●月(虫偏に昔)さげつ
尽月 じんげつ
臈月 ろうげつ
臘月 ろうげつ * コメント欄で注釈
氷月 ひょうげつ・ひげつ
雪月 ゆきづき
三冬月 みふゆつき・さんとうづき
年満月 としみつづき
年世積月 としよつむづき
弟月 おとづき
乙子月 おとごづき
親子月 おやこづき
暮来月、暮古月 くれこづき
建丑月 けんちゅうげつ
歳晩 さいばん
暮歳 ぼさい
黄冬 おうとう
晩冬 ばんとう
残冬 ざんとう
季冬 きとう

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1年の狩り納めである猟を行い、その獲物を神に供える祭をすることから。
* 蝋梅は、臘月に咲くから「 臘梅 」だとも言う。
【 http://plaza.rakuten.co.jp/ryu2smilingly/diary/200901210000/】"
。。。。ぃゃはゃ。
ある程度は予想してたとはいへ、月の異名がこんなにたくさんあるなんて!
もっと調べればもっともっと出て来そう^o^;。
なんて美しい、なんて素晴らしい國、の言の葉、文化、であることか。
んで、それ――美しい季節の移り変わり――を
全~~~く肌で感じなくなってる 私、って(-_-)。