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今日も元気で

今、生きて在れることに感謝し、限られた生を慈しみ、楽しんで、感謝のなかに在ろうと決意中。
月別アーカイブ  [ 2005年09月 ] 

大学は【サービス】を受けるところなのか。





自民党が、歴史的圧勝。

投票率は、、、、

泣きたい想いをこらえつつ、これはこれでまた改めて。



私の 9月8日の日記 から、「 就職活動ツアー 」そのものへの批判へと流れ、
結果、思いもかけない展開となりました。

現役の女子大生 お子ちゃま学生 さんから、反論をいただき、有難く思っています。

例によって、お返事が凄い量になったので、こちらに。

 (最初の反論部分から転載してみましたら、
  4千字近くオーバーとなってしまったので、直前にいただいた反論だけを転載します。
  できましたら、8日のコメント群をご一読下さい)。  




大学はサービスを受けるところですよ。 ( お子ちゃま学生さん )


 >りうりう*さん

 開き直り、というか私達にとってはそうなんですよ。
 サービスを提供してくれない大学なんて、行く意味が無いんです。

 昔と違って、今は勉強しようと思えば誰でも出来ます。
 本当は大学に行かなくたって、自分で勉強できちゃうのです。
 事実、プログラミングなどはネット使いながらひとりでに覚えちゃって、
 しかもプロ並みのことが出来るなんて人がざらにいます。

 今の時代、大学に行くのは義務感or大卒という資格取得のため
 という意味合いが強いです。何のための資格か...
 それはやはりいい会社に入るためというのが一番大きいでしょう。
 より良い環境と資格(○○大学卒)を提供してもらい、
 学生は提供されるサービスの中から好きなものを選んで人生に役立てる。

 学生が受身ではなく勉強や研究をするのは『大学院』の話です。
 学部に限って言えば、民間企業よろしく代金(学費)に見合うサービスを、
 客(学生)に提供しなければなりません。
 だから今『大学民営化』が現実のものとなったんですよ。

 時代が変われば役割も存在意義も変わるんだと、私は思いますよ。
 それが悪い事だとは思いませんし、自分達がやっている事が
 間違っているとも思いません。


 >あそびすとさん

 そう。世代間に明確な隔たりがあるのです。
 平安時代と現代だったら、誰もが「全然違う」と認識できますよね?
 それと同じで、同じ日本といえど、たかが10年で違う文化が生まれているのです。
 それをまず認識しないと、お互いの相容れなくなってしまいまする。

 私は別にケンカを売ってる訳じゃなくて、ただ理解していただきたいのです。
 どっちが正しい・間違っているの二元論ではなく、異質の物を
 異質の物として存在を認めるのは大事だと思いますよ。
 それを受け入れるかどうかは別の話として。    (September 11, 2005 13:27:20)


あ!ちょっとピーンときました   ( お子ちゃま学生さん )


 同じだと思うからこそ、軋轢が生まれるのかもしれないですね。

 同じ日本人なら、同じにしなければいけない、同じ考え方でなくてはいけない
 と思ってるから

 中年「(こっちが先なんだから)こっちに合わせろよ!」
 若年「そんな事言ったって、そんなのオレ達の現状に合わないんだよー!」

 という感じでしょうか?
 それって、先に生まれてきた人に合わせなければいけないモノ?
 そもそも、どっちかがどっちかに合わせなければいけないモノ?

 いっそ、全く違う生き物と思ってしまえば
 異質がそこに存在する事にも抵抗は感じなくなるのかもしれません。
                         (September 11, 2005 13:51:56)



----本日のお返事- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - ---



大学を企業化させたその先は


お子ちゃま学生さん

再び、戻って来て下さって有難う。 溝を埋める努力をして下さって有難う。

んでも、とりあえず、「私たち」というのはやめましょうよ。
貴女は今の大学生を代表してる訳でもなんでもない。
○○大学の何回生かの一女子大生でしかない。

んでも、貴女のアクセスログから、貴女の大学が推定できるだけに、
今の私は絶望感に苛まれてますよ。

おそらく、或る程度狭い世界のなかで、
おそらく幼少時より恵まれ、おそらく挫折を識らず、
おそらく大事に大事に育まれて来た若いひとが、
自分の親の世代の愚痴から「見下されている」と感じ、
自分の考えと相容れなかったら、
「全く違う生き物」として切り捨てよう、と考えることができる。

そして、そういうひとたちが、
キャリアとして国のトップに立ち、国を率いて行く訳ですから。



もう何10年も前からその危険を言われつつ、
大学制度を見直そうとしなかった、全く動こうとしなかった、
これは私たちのツケ。 国のツケですね。

このままでいいひとたちの殆どが、実際に国を動かすひとたちだったから。

 > 昔と違って、今は勉強しようと思えば誰でも出来ます。
 > 本当は大学に行かなくたって、自分で勉強できちゃうのです。
 > 事実、プログラミングなどはネット使いながらひとりでに覚えちゃって、
 > しかもプロ並みのことが出来るなんて人がざらにいます。

私の時代から既にそうでした。
んなことは誰だって識ってることです。
そして、市井で学ぶことがどんなに大変なことで、
しかも「生きて行く力」に直結しているものであるか、を識っている。

それでも一般社会は、「大学卒」に重きを置く(ようにみえる)現実。

でも、大学生だから、といって少しも偉くはないことを識り、
それに価値が在る訳ではないことを識り、
一歩市井に出れば、たちまち自分が生きて行くために、
何の力も、何の覚悟もない自分であることを識っていた当時の学生たちは、
「それでも大学生で在ることの意味」を懸命に定義付けようとし、
それぞれに努力し、頑張って来たんです。 少なくとも私は、ね。

「大学生である」というだけで、飯が喰える自分を恥じ、
親に、そして社会に喰わせて貰っていることを自覚し、
その分、それだけのことを成そう、と足掻いて来た。

 > 今の時代、大学に行くのは義務感or大卒という資格取得のため
 > という意味合いが強いです。何のための資格か...
 > それはやはりいい会社に入るためというのが一番大きいでしょう。
 > より良い環境と資格(○○大学卒)を提供してもらい、
 > 学生は提供されるサービスの中から好きなものを選んで人生に役立てる。

誰の何のための義務感ですか?
貴女を幼少時より、手塩にかけ、教育費をかけ、
育ててくださったご両親に対してですか。

義務感だけで進学できる、という環境への感謝のこころはありませんか。
そうではないひとたちへ、寄せるこころはありますか。

 > それはやはりいい会社に入るためというのが一番大きいでしょう。

 > サービスを提供してくれない大学なんて、行く意味が無いんです。

少なくとも、私の家庭では違いますね。
私は私の少年たちの大学進学を是としておりません。
そして、彼は、貴女の大学を受験することを、誰がどう説得しても蹴りましたよ。
んだから、貴女が「私たち」と語るのはやめて欲しい。

 > 時代が変われば役割も存在意義も変わるんだと、私は思いますよ。
 > それが悪い事だとは思いませんし、

これは真理でしょう。否定しません。

んでは、○○大学卒というブランドを手に入れたのに、
一般企業に就職できなかったとしたら、それは大学の責任なのですか?
大学の努力不足とでも?

貴女の先輩たちの業績不足のせいで、
貴女の大学に求人票が降りて来ない企業があったとしたら、
それも、大学の責任なのでしょうか?

貴女の大学なら大丈夫でしょうね。
向き不向きといった人格的なもので、例え一般企業に入れずとも、
国家公務員上級職が待っています。

しかし、他の大学ではどうなんでしょう。
最初に私がブログに書いたような、ツアーのある地方大学では?

そして、いまどきの採用担当者が、
本当に○○大学卒のブランド(だけ)で学生を採用するとでも?
そして、それが、就職後も通用して行くものだと?

一般企業においては、
そのブランドは、振りかざせば振りかざすほど、逆に、独り歩きをし、
ブランドを持たない、或いはブランドの違う周囲の皆から
鵜の目鷹の目で、より厳しい評価を受けるだけでしかないのです。


貴女が頑張っていない、なんて言わない。
貴女が貴女の大学に入るまでのご努力は、大変なものだったろうし、
その分、とりあえず社会に通用するであろうと期待している
「○○大学卒」ブランドを大事にしたいのも判る。

それでも。

 > サービスを提供してくれない大学なんて、行く意味が無いんです。

ヒいてしまうなぁ。。どうしても。
貴女が「意味が無い」と切り捨てる大学に通っているひとはどうしましょう。

「サービス」と言うからおかしくなるような気がします。
大学側は、あくまで「サポート」しているつもりではないのかなぁ。

我が大学を選び選ばれた(優秀な)学生が、主体的に学び、
夢(就職先)に向かって努力し、果敢にチャレンジしようとする、
そういう学生を大学はサポートする。


あそびすとさんも書かれてましたが、
私の世代も「いまどきの…」と言われて来たものでした。
今や自分たちが「いまどきの…」と言ってる訳で。

ただ、痛烈に、思う。
私たちの世代が、「いまどきの…」と言われてたとき、
もっと真剣に考え、【温故知新】するべきだったと。

そして、「予想の範囲内」として、
10年後20年後の大学を見据え、声をあげて警告を発し、動くべきであったと。

【モラトリアム】なる言の葉が流行したとき、
今の【フリーター】全盛、【ニート】な時代が来ることは観えていたはずなのに。


貴女も、10年後に10歳下のひとから言われて、きっと感じることでしょう。
「 自分たちも、『いまどきの』と言われて来た 」と。

 > 学部に限って言えば、民間企業よろしく代金(学費)に見合うサービスを、
 > 客(学生)に提供しなければなりません。
 > だから今『大学民営化』が現実のものとなったんですよ。

違うでしょう。
国立大学がそのブランドに胡座をかき、
国立大学生もまた、そのブランドに胡座をかいてきたからでしょう。
努力しなかったから。 それに尽きるのではないですか?

「サービス」を当然の如く要求するなら、
今後、学費はますます値上げされることでしょうね。

今や大学は学問の府、というのは大昔の話だと痛感しました。
少なくとも貴女にとっては、
学問の府とは、大学院なのだということも。


「より良い企業に就職する【ため】に大学へ進学をする」 といいながら、

「就職活動ツアー」のパックを利用する学生。
「当たり前のサービスを受けて何処が悪い」と思っている学生。

それは逆にむしろ、
「ニートが1番、自分に合ってる」「フリーターでいいしぃ」と
嘯いている学生より【まし】と思わねばならないのか。


現在の大学の在り方に見切りをつけ、
高卒で市井に出て実績を重ねていくひと。
専門学校で実際のスキルを高めて行くひと。
やむなく進学を諦め、市井で実績を重ねていくひと。

それでも「大卒」のブランドが勝つ、勝てるようにしている社会。

理不尽な社会に、大卒生以外のひとたちが叛乱を起こさないのは、
本当に為政者にとっては都合の良い、辛抱強い国民だなぁと思う。


う"。 今回の自民圧勝で、見事に証明してるか。。。。orz.....



# 以前、『 大学受験に成功すると【偉い】のか? 』というのを書きました。
 よろしかったら、目を通してやって下さい。


ペン霧




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