今日も元気で

今、生きて在れることに感謝し、限られた生を慈しみ、楽しんで、感謝のなかに在ろうと決意中。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

本日発売!









丸見え経営





うちのボスの2冊目の本が 本日発売です\(^o^)/☆



?Ρ?



昨年の ボスのTV番組出演以降、
10社近くの出版社から執筆依頼が舞い込み、


これまで、 日下公人氏 や 梅方久仁子氏 に
お取り上げいただき、幾たびも本にしてはいただいて来たものの、
ボス自ら執筆するなんて! と 逡巡するも、

結果的に うちの 社内教育テキストになるぢゃん!? と、

1番 最初に声をお掛け下さった出版社に
OKをお出しすることにしたらば、
手違いで 2社に ダブルOKしてしまった?a、という

顰蹙ものの 私たちのミスを ボスが逆転させる。



ダブルブッキングのミスを陳謝し、

前代未聞の 2出版社同席での 編集会議を経て
テーマ別の2冊を 同時発売、と決まり、

会議も打ち合わせも ずっと2社と一緒に同時進行して行き、
昨年末に 同日 並べて一斉発売! となる予定が


日々、あれこれと事件が起こるし、
うちの会社は 基本理念以外は、
日進月歩で 進化し続けているため、

会社運営に関しての本の方の原稿に加筆修正、
そのまた加筆修正、変更、訂正。 

社内ネットで 全てオープンに、推敲に推敲を重ね、
丸1年遅れの上梓となり。




丸見え経営 帯.jpg


帯には、こんな嬉しい言の葉をいただきました!

ミスリードされなければ 嬉しいと
祈るような想いです。














ボスの1冊目 ? →

会社にお金を残さない!








ペン感謝.gif 

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 自分らしさへ



スポンサーサイト
[ 2010/10/29 19:34 ] 読みました^^*☆ | TB(0) | CM(6)

『 数えずの井戸 』 京極夏彦





    ● 『 嗤う伊右衛門 』 路線第3弾。





     文章、文体、読点の位置、漢字の選択はもとより、組版され、
     文庫落ちするときには、再び行内文字数から、改行箇所までチェックされ、
     ご自身で組版されるという、一字一句までこだわりぃの京極さんを大好きな私。


     『 嗤う伊右衛門 』には、完全にハートを射抜かれ、心底凄い、と思わされ、
     私の 手放せない大切な本の一冊である。


     今回は、その怪談シリーズの第3弾。
     あの 殿様秘蔵の10枚の揃皿を1枚割ってしまい、手打ちにされたため、
     夜な夜な投げ込まれた井戸から 幽霊として出てきては
     皿を1枚1枚数え、9枚目で、後1枚が無いと泣き崩れる、
     あの有名なお菊さんの 『 番町皿屋敷 』 が舞台である。


        だが、タイトルは『 数えずの井戸 』。
        数えない。

        それは いったぃ何故か。


            そして、帯には 『 数えるから、足りなくなる 』。






『 数えずの井戸 』  京極夏彦 / 中央公論新社
ISBN 978-4-12-004090-0






        登場人物ひとりひとりが それぞれに何処かしら欠落しており、
        或いは 囚われており。
 
        この 欠落していること。
            ( 欠けているから ) 囚われていること。

        そのことが、そのひとをそのひとたらしめており。

        それぞれの核であるそれらの部分から、静かに静かに壊れて行く。



            ひとりひとりの登場人物を 対象化して読み進めながら、
            んぢゃ、私は? と 思ってしまう。 思わされてしまう。

            ひとは皆、何処かしら欠落し、
                 何処かしら壊れている、壊れかけているのではないか、と。

            壊れていく登場人物に、
            私自身が 立っている( と思っている )足元が
            こころもとなく思え始め、空ろな怖さが忍び寄って来る。



        例によって、超分厚い大作なのであるが、その厚さを感じさせない。

        勿体なく感じられるほどあっという間に読了し、
        生じた 空ろの穴を抱えつつ、気になった『 序 』 を再熟読。

        したらば、この『 序 』 で述べられていた お菊物語の伝承形全てが
        本編でクリアされていることに気付き、改めて京極氏の凄さに唸る。


        怪談シリーズ第1作の『 嗤う伊右衛門 』に出逢った程の衝撃はないものの
        やはりとても大切な1冊になりそう。



Ρ






          ただ、唯一残念至極なのは、本の装幀に関しての「 汚れ 」 である。


          こだわりぃの京極氏のチェックが当然入っているものと思われるが、
          本のカバーでは、暝い『 井戸 』と雲に半ば隠れた『 月 』。
          カバーを外せば、井戸の底に映る『 月 』、雲から出た煌煌と輝く『 月 』。

          そして、扉絵、各章の表紙に描かれた月と井戸の「 明暗 」が
          混ざり合って行く。


             あたかも、月が満月から新月に向かい、
             喪って行く月光に反比例し、魍魎の闇がやって来るかのやうに。


          それがまた、クライマックスに向け、どきどきの趣向なのだけれど、
          印刷会社さんの製本時のミスのようで、

             終盤『 数えずの空 』の表紙(p.693)、
             ぃょぃょスミ100%まで後1歩という、濃い「 黒 」の部分に、
             製版担当者さん?の指紋が。。。(涙・画像参照)。


          そして、その時のインクと思われる指紋が
          本文中の同じ位置に 何ページにも渡って付着しており、
          必然的にそれに気を取られてしまい、がっかり。??




京極氏も不本意だと思ふ.JPG   不本意その2.JPG




          だもんで、最終の『 皿数え 』の頁に施された 衝撃の趣向に
          どっぷりとハマれず仕舞いに終わってしまう。 ヽ(`Д´)ノ




          この痛恨のミスは、製本時のミスで、私だけなのだろうか。
          それとも製版時に ミスがフィルムに焼き付き、
          この本全部の仕上がりがそうなのか。


               どちらにしろ、装幀の威力半減で、
                 京極氏がお知りになったら、
                   不本意さに激怒されるのではないかと思う。



          これが完璧であったなら、と 本当に無念!


          私も たいがいが こだわりぃなので、
          この装幀そのものを台無しにしてしまう、この「 汚れ 」は、

          不良製本、として、染みひとつない 完璧本に交換していただきたい程。


               文庫版なら黙って我慢もするが、
                   2000円もするハードカバー本なのだから、
                       出版社に連絡してみようかとも思ったり。



                     **  こんなところが 私の " 欠落 " なのだらふ。

                                  ぐ。  もしかして、それを 試されてるのか??





ペン読書

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 自分らしさへ




[ 2010/09/16 00:00 ] 読みました^^*☆ | TB(0) | CM(16)

『 ちりぬるを 』









土壇場サヨコさん  の 詩集、

『 ちりぬるを 』 を 送っていただきました\(^o^)/☆




CIMG2310.JPG





今回は、自費出版されたのでしたが、
表紙の題字フォントの著者校正がなく、

結果、勝手に刷り上って来たのをご覧になったサヨコさんは、

「 これでは 台無し! 」 と

刷り直しを希望されたのでしたが、
出版社より 莫大な追加料金を請求され。


それなら、と、サヨコさんの方で
表紙だけ デザインからやり直されることとなり。

お嬢さまが 新たな表紙デザインを担当され、
印刷関係も お嬢さまの伝で
安く仕上がるように手配されたのでしたが、

自費出版といへども、装丁まで、出版社がかなりの力を持つようで、
随分 不快なやり取りがあられたようです。??



圧力にめげないで闘われ、
デザインを担当されたお嬢さま との 共同作業により、
この美しい詩集は 生まれました。


そのこだわりから、本当に美しい装丁になっています。


画像ではうまく出ていませんが、
紙は 角度によって 青紫のパールに輝きます。



CIMG2311.JPG




パールではあっても 和の情緒な表紙を開けば、
京紫の見返しに、さまざまなパープルの極太の縦縞。


ここが 乱れ縞 でなく、
太い まっすぐな縦縞であることが、
また ひとつの
サヨコさんや お嬢さまの主張でいらっしゃるのでしょう。




CIMG2309.JPG



後ろ表紙が また 表紙のお花のグラデーションと対のやうに。

暮れゆく海面のやうな ( 否、曙 であるのか? )
( それとも 哀しみ篭る 情炎の焔であるのか? )

水彩なのに、油彩タッチにもみえるやうな
洋のグラデーションであることも。



?  ?  ?



私が 現代詩歌集を入手するのは、
時実新子氏 の 『 有夫恋 』以来。

実に13年ぶり。。。




日本の誇る 手習い歌からのタイトルも美しく、

三章 構成の 1番最後の詩のタイトルが 『 ちりぬるを 』。

そして そのふたつ前が、『 二〇〇九年・八月六日 』。


肩肘張って、真正面から打ちかかる いかにも、な 反戦歌は
苦手であり、書きたくないのだと。

そう 常々 おっしゃっておられたサヨコさんが、
こちらにおいでになって、「 書こう! 」と
決心なさったのでした。


?  ?  ?



ドタバタしており、まだきちんと拝読できておりませんが、
最後の3編、あとがき、
そして 中原道夫氏からのメッセージを読ませていただきました^^*☆


中原氏に 【 哀しみを知る詩人のひとり 】 と評されておいでの
サヨコさん!


美しき表紙の美しき詩集のご上梓、
ほんとうに おめでとうございます! \(^o^)/☆




「 昨夜の酔狂 」 とは。
それを確かめては繰り返す人生 とは。

繰り返すならば、
( 意思なく )散る のではなく
( 確信犯で自ら )散らす のではないか――


そんな風に ぼんやり つらつら と思いながら、
バテバテの今でなく。

少し落ち着いて、
私の こころが ぷるぷるになり次第、
しっかり しっかり 読ませていただきますです!







女に酔わず酒に酔え

女に酔わず酒に酔え

価格:1,365円(税込、送料別)





    ★ 以前、文芸社から発行された、
        サヨコさんのご本を拝読した折の
        感想は  こちら 
 ★





ペンわー

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 自分らしさへ




[ 2010/07/12 00:00 ] 読みました^^*☆ | TB(0) | CM(2)

『 詩人の夢 』




        『 紫の砂漠 』 で すっかり4つの月を持つ世界 と
        主人公の シェプシ に 魅了され

        美しくも哀しい詩人となったシェプシの姿で完結! とは、

            ゃだ~~! これで終わっちゃ、ゃだ~~ヽ(`Д´)ノ
            哀しいだけで終わる シェプシぢゃないハズでしょ!

        と思いながら、松浦氏の2冊目『 詩人の夢 』を手に取ると、
        思いがけず、『 紫の砂漠 』の続編だったため、
        一気にテンションアップ  したのだったが。






紫の砂漠 (ハルキ文庫)紫の砂漠 (ハルキ文庫)
(2000/10)
松村 栄子

商品詳細を見る



詩人の夢 (ハルキ文庫)詩人の夢 (ハルキ文庫)
(2001/02)
松村 栄子

商品詳細を見る

『 紫の砂漠 』 『 詩人の夢 』
松村栄子 ハルキ文庫 ( いずれも絶版 )






        タイトルからして、続編の匂いがぷんぷんしてたのに、
        ゲットしたときに、何故か私は、全く別な物語、と思い込んでいたし、

        繙いてからも尚、4つの月を持つ地の物語だ!!  とは思っても、
        まさかに シェプシの詩人さんそのもののお話だったり、
        詩人となったシェプシ自身のその後のお話、とは
        ぜ~~んぜん思わなかったのだから、おめでたい話。 

        2頁目に シェプシの名を見つけ、一気にテンションが上がり、
        勢いで読み耽って即読了し、もう1度こころを落ち着けて読み直す。



        1作目で完結したのに、好評のために続作が出る場合、
        往々にして、蛇足的補完内容であったり、
        第1作を超えられないケースが多いなか、

        嬉しいことに 『 詩人の夢 』 は違っていた。

        既に、この地の世界設定、状況背景が頭に入っているため、どんどん進み、
        進みながら、どんどんと この世界の謎が明らかになり、
        三柱の神の元、ただひたすらに粛々と「 生 」を紡いで来た、
        この星の根幹が揺らぎ、
        この世界の成り立ちそのものが「 歪み 」であったことが明らかになり、

        内に外に争いが起こり、種族間で【 戦争 】さえ勃発する、
        そのごたごたが、さもありなん~~!的リアルさで

            では、シェプシは。

            自ら抱えて来た哀しみを背負い、シェプシはどう対峙するのか。

            詩人の夢とは何か、なんだったのか、
            詩人の魂の往き着く果ては。


        ラストシーンが それは美しく、 大満足。 



   




         松村氏とは初遭遇なので、大きく外しているかも識れないのだけれど。


         彼女は 「 生まれて来て良かった! 」 と 1度も思えていない御方で、
          「 望んで生まれて来た訳ぢゃない 」 この世界の
         血の絆、地の絆を煩わしくお感じになっており、

         「 一匹狼 」的孤高の魂を愛し、
         愛やら絆やらというものは、
         常に 自身の( 確固たる )意志で選択し育んでいくもの、
 
         そうでなければ、心地良くない、、、と思っておられるのではないか。
 

                 そう思えてならず、
                 彼女の他の作品を読んでみやう、と思わされる。

                   そしてそして、
                   なんとも美しき世界、美しき日本語だった、と思う。 



読

だぶる

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 自分らしさへ


ジャンル : 小説・文学
テーマ : ブックレビュー

タグ : 紫の砂漠 詩人の夢 松村栄子 芥川賞 ハルキ文庫 美しき日本語

[ 2010/05/20 00:00 ] 読みました^^*☆ | TB(0) | CM(0)

『 紫の砂漠 』




        恥ずかしながら、 喰わず嫌いで  芥川賞作家の松村栄子氏は未読。


        漠然と、今後もずっと無縁な御方ではないか、と感じていたのだったが、
        数年前の冬の古書店で いきなり 呼ばれた。



       『 紫の砂漠 』 というタイトルと
         パープルのグラデーションを掛けたハルキ文庫の装丁が大層美しく、

         手に取った瞬間、脳裏に 見渡す限りにアメジストを砕いたやうな
         透明感ある紫色の砂粒で埋め尽くされた砂漠が広がり。

         気がつけば 暫し白昼夢を見た如く佇んでおり、
         そんな自分にびっくりして、その隣にあった同じ著者の
         同じハルキ文庫の 『 詩人の夢 』 の2冊をカゴに入れたのだった。




       

『 紫の砂漠 』 『 詩人の夢 』
松村栄子 ハルキ文庫 ( いずれも絶版 )




        で、そのまま、積読山に埋もれさせてしまっていたのだったが、
        今回の手当たり次第な積読山発掘乱読行為中、ついに繙くことになり。



      




        繙いてみれば、4つの月を持つ世界の話。

        さすがに 世界構成がしっかりしており、
        その展開も単なるファンタジィというより、
        しっかりしっかり SF ではないか、と思わされる嬉しい出逢いとなった。


        私が呼ばれた『 紫の砂漠 』 とは、比喩でもなんでもなく、
        本当に「 紫色の砂漠 」であった。

        イラストが表紙のみで、本文にないことが 読む側の想像力の翼を
        大きく広げさせてくれ、主人公のジェプシ同様、紫の砂漠に惹かれ、憧憬する。


        この世界では 全ての人間は 性を持たずに生まれ、
        一生に一度の 【 真実の愛 】 に出逢ったとき、
        初めて 守る性と生む性に分かたれる。

       「 真実の愛 」に 何歳に出逢うのかは判らず、
        一生出逢わぬものもおり、出逢おうが出逢うまいが、
        皆、7歳まで生まれた村で「 生みの親 」の元で過ごし、
        その後、「 神 」の定めたそれぞれの「 運命の親 」の元へと送られる。

        それから7年間、「 運命の親 」に自分の生業となる仕事を教わり、
        次の7年で運命の親に恩返しし、その後、独立するのである。
         
 
        神の定めた運命の親が、生みの親よりも優り、
        「 真実の愛 」に 出逢うか否かが ひととして認められるか否かが決まる。

        「 血 」の繋がりや、「 ジェンダー 」の抑圧から解放されると、
        ひとは ここまで 他者を愛し育むために ロマンティックになれる――。

        そんな理想郷のやうな 愛の世界 と、

        「 運命の親 」 = 自分の生業 が神によって定められるという、
        この世界の根幹を成す「 見守る神 」「 告げる神 」「 聞く神 」の
        三柱の神の「 神話 」と対峙し、その成り立ち、誤魔化し、実態が
        明らかになっていく過程 とに、なかなかの読み応えを感じた。


        一冊のなかに これだけの濃ゆいものが詰まっているとは思えない、
        美しい情景のなかの 美しく切ない物語。


                  呼ばれたハズだわ~~と 味わい深く読了したものの、

                  ここで終わらせないで。
                  もっと読みたいんですけど 的 気持ちでいっぱぃ。

                  ため息つきつつ 次の『 詩人の夢 』 を 手に取ると、
                  『 紫の砂漠 』 の続編であることに気がついて
                  一気にテンションアップ。 




読

文中にイラストがなくて良かった!と思いながらも、
ジェプシが出逢い、大きな影響を与えた
翳りいっぱぃの「 詩人 」さんのイメージは、
超イラスト的で 『 辺境警備 』 の 神官さん だったり (滝汗)。


だぶる

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 自分らしさへ


ジャンル : 小説・文学
テーマ : ブックレビュー

タグ : 紫の砂漠 松村栄子 芥川賞 ハルキ文庫 詩人の夢

[ 2010/05/19 00:00 ] 読みました^^*☆ | TB(1) | CM(2)


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。