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今日も元気で

今、生きて在れることに感謝し、限られた生を慈しみ、楽しんで、感謝のなかに在ろうと決意中。
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大絶叫。



    やっと 書く気になれました(滝汗)。

     某 ぱぱさんは お読みにならないようお願い申し上げます。


ふたば



   7月の火曜日。


   週1で出社した帰りに ミュージカルの練習にも参加し、
   1週間分の気力体力を使い果たして帰宅。

   着替えもそこそこに、朝まで休みたかったけれど、
   終日不在だった熱気が 家中に籠っていたため、
   最後の力を絞り出して 1階の各部屋の窓を
   手探り状態で開けて回り、そのままリビングに倒れ込む。


     暫くして 激しい雨の音に、はっと目醒め、
     雨が 家のなかに降り込んではいけないと、
     窓たちを閉めに回ろうと嫌々起き上がり。

     ケータイのメール着信のランプに気付き、
     開いてみると、夫が帰宅して来るという。

     慌てて時計を観れば、あと15分で夫が駅に着く時刻であり、
     この激しい雨では、自転車での帰宅は無理。 しょんぼり


   この日、夫が帰宅してくるとは思っていなかったので、
   食事の支度もしておらず、迎えにも行かねばならず、
   その前に まずは窓を閉めねばならず、、、
   それに、今からすぐに 夕食用に何がつくれるだろう と
   少し、軽いパニック状態に陥る。

   で、まずは 窓を閉めやうと、
   リビングの灯りを借りて、そのまま暗い和室へ入り、
   窓のところまで行って、閉めようとした――





       したらば、その窓の すぐ横の壁に。
       


       まさに私と1mも離れていないところに



          長ーい 大きなものが


                ずるずる と。



       大きい。 2mは軽く超す。




    驚  うぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃ~~~~~っ!!



    腰は抜けなかったけれど 気付いたら 大絶叫してた。
    髪が逆立つ、とは、あんな感じを言うのだろうと思う。



      どうして? なんで?
      いったぃ何処から???
      いつから そこに??




    膝が固まり、まさに硬直状態な私を尻目に


          ずるずると。 でも すばやく

             壁から 襖へ。


    私は、動けず、 でも 眼だけは 「 それ 」 を追う。
    観たくないのに。

    何処へ行くんだろう。 なんとか外へ出せないか。

    でも 「 それ 」は 和室からリビングへ行く勢い。

    頭では、今、和室を締め切るべきだ、と思っている。

    このままだと 見失ってしまうから。
    見失って、家の何処かへ潜まれてしまったら――

    もう家の中で、安心して過ごせない。
    いつ、何処から 出て来るか、判らず、
    天井から ぽたりと 落ちて来られたりしたらたまらない。。。

    そう思っているのに、動けない。

    動けないくせして、
    ほんとに、今、和室を締め切ったら 閉じ込められるだろうか、
    あの壁やふすまは、洗えないよね。
    何度も拭くしかないんだろうか、などとも考えており。

      それに、他の部屋の窓を閉めなくちゃ、だし、
      それに、夫を迎えに行かなきゃ、だし、
 
    今夜 夫が帰宅して来ることに、こころの底から感謝しながら、
    もう1分1秒も、この緊張状態に堪えられないと、

    家のなかの 何処に行っちゃうか判らないのも嫌だけれど、
    和室内を ぐるぐるずるずるされるのも嫌で、
    とにもかくにも 車のキーだけ握って 家を飛び出して行く。

         …和室を締め切ることもせず、玄関にも鍵をかけず。






    駅で 無言のまま夫を乗せて 無言のまま帰宅し、
    玄関の前で足がとまる私。
    訝しむ夫に


       「  家のなかに でっかぃがいる~っ ヽ(`Д´)ノ  」


       「  …なんで??  」


       「  わからんんんんんっ ヽ(`Д´)ノ 」


    長柄箒を手にした夫がまず 家に入り、


       「  もう 和室にはおらんよ?  」

       「  えー。 じゃぁ、もう家には入らんんんん なみだ 」

       「  あ、おったよ! これなら だいぢゃぶだいぢゃぶ にっこり  」


    そう言われて、おそるおそる家の中に入ると
    それ、は、リビングからベランダへ出る窓の下に。

       「  ラッキー 
          お前も 自分ちへ 帰りたかったんぢゃろ?  」 と

     夫は箒で掃き出そうとするのだが、の身体が敷居の溝にハマり、
     なかなか外へ出てくれない。


       「  をつかんだのは 何10年ぶりぢゃゎ  」


     なので、夫が手掴みで 外へ逃がしてくれて 一件落着。









     今回、 自分が 異常状態に 結構 弱い ことを思い知った感じ(-_-)。

     さんに対し、自分は そこまで苦手ぢゃない、と思っていたのに、
     時ならぬとき、しかも 我が家のなかに――
         薄暗いなか、大きなが 自分のすぐ傍にいた、というのは
     想像を絶する恐怖、畏怖感だった。

     3ヶ月経った今も、最初のあの発見時の情景は生々しい記憶であり、
     あの晩、あっさりと夫が解決してくれなかったら、
       これからずっと 夏の夜に、あの和室の戸を開けたり、
        窓を閉めに あの和室へ入室すること自体が
        平気でなくなるトラウマになっていたと 思う。 しょんぼり





絶

なにはともあれ、
田舎育ちで に動じなかった夫に こころから感謝。

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ジャンル : ライフ
テーマ : 田舎暮らし日記

タグ : ありがとう騒動絶叫トラウマパニックなんでどうして

[ 2011/09/19 00:10 ] あいたたたっ!(>_<) | TB(0) | CM(4)