『 ワンランク上の 』 今や10数色もあるランドセル。
夏頃から始まったランドセルのCMで、
『 ワンランク上の 』 というフレーズに 耳を疑い、
思わず 二度見した。
『 ワンランク上の 』 ランドセルとは、
● 高品質な材質 ( 人工皮革、皮革 )
( 本体は上質で軽い人工皮革、
背当てと肩ベルトの裏にはソフト牛革 )
● 持ち手、ラウンドポケット、自動ロックなど、フルスペック機能。
● 多種にわたるデザイン・刺繍。
そのお値段たるや、5万、6万円は当たり前。
「 完全オーダーメイド 」 なんてのもあり、10万円前後のものも。
な、な、なんというご時世になってしまったんだ。
いったぃ なんのための ランドセル なんだ。
かくいう 私は、制服反対派で、
少年たちの小学校の制服をなくして来た し、
ランドセルで、「 男の子は黒! 女の子は赤!! 」
なんていうのは 許し難いナンセンスさだと感じて来たし、
子どもの頃は、赤がイヤで、黒のランドセルが欲しかったものだけど。
んだから、イエローやピンクのランドセルが登場しても
そこは、選択の幅が出て良かったね、位に思ったけど、
10数色、というのは ヤり過ぎだと思うし、
在庫抱えて大変じゃない? って思うし、
まして、ランドセルにハートや星の刺繍が入ってたり、
型押ししてあるのは、、、確かに見た目は可愛いけど、
【 個性化 】 というんではなく、
なんかどっか違う!! と 思えてならないのだけど。
小柄なお子に対し、大きくて重たいランドセルは 可愛想で、
雨風に強く、手入れも楽で、軽~ぃランドセルへの工夫努力や、
お子たちの安全や、プリント、学用品入れのために
便利な工夫、改良は とっても大切なことだと思う。
でもそれが、見た目を可愛くすることに費やされるのは、
私は 違うと思う~~~。
見た目が可愛く 美しく、
「 ワンランク上の 」 と言われれば、
そりゃ じじばば は 孫可愛さに こぞって買いに走るさ。
でも じじばばが居なかったり、
そんな余裕のない家庭のお子たちは、
例え 新品の立派なランドセルを買って貰っても、
ハートや星がないことで、悲しい想いをしなくちゃならない。
どうして、小学校では ランドセルが必要なの??
どんなに大切に使ったとしても 成長期の6年。
むしろ身体の成長に合わせ、
ランドセルが窮屈になったら、
もっと楽な鞄に さっさと替えてあげたい。
そんなものに、標準価格5万円て。
「 ワンランク上の 」 なんて、
そんなに
ランドセルに差をつけたいのなら、 お子たちの個性を大切にしたいのなら、
ランドセルなんてヤめてしまえばイイと思う。
どっか おかしいよ。
キラキラの可愛いランドセルに
6万も7万もフツーに支払える。
そんなに 私たちは お金持ちなの??
そんなに 私たちは お金持ちの國に在るの??
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ジャンル : 学校・教育
テーマ : 小学校
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