なんと この私(笑)が、嬉し恥ずかしの
フードプロセッサ デビュー を果たすことになった。 (/ω\)
これまで、実家の母の姿勢や 板前さんな弟のこだわりからもあり、
「 ポリシーとして フードプロセッサを 使わない( ̄^ ̄)/☆ 」
まして、大根おろしなどは、
丁寧に こころ込めて おろして、なんぼ、と思って来た私(滝汗)。
…ポリシーとして、、 なんて、大仰に構えてみたが、
実際のところは、私には使いこなせないだろうという 単なる 負け惜しみ。
『 ベンリナー 』 でさえ 年に数度しか使わない私にとって、
プロセッサを使う都度、分解して洗う手間暇が 面倒そうで、
包丁1本で 何でもできちゃう便利さには
何物にも替え難い、と思っちゃうし。
実のところ、結婚当初、あちらこちらで大ブームだった
ハンディな 『 バーミックス 』 を求めてはみたものの、
こんなもんなら「 手でイイぢゃん 」 と
10回も使わないまま、古くなって コードが傷み、
つひに、先年 ごめんなさい、と 処分した前科もある。

。
『 バーミックス 』 のイタい失敗から、
フープロやら ブレンダーなるものとは、
ずっとこのまま、無縁でいくのだらふ、、、と思って来たのだった。

今冬も、義母の 有難くも美味しい 聖護院大根が旬を迎えて久しく、
毎日のように 義母から 大量に届けられる。
義母の聖護院は、風呂吹き大根、おでん は もとより、
採れ採れを 大根おろしで いただくのが めちゃくちゃ美味しい。

最近は セラミックで ゆっくり きめ細やかにおろすより、
京都で買い求めた 鬼おろし で ざっくりおろすのが、お気に入り。

できれば、朝昼晩と 美味しく食べたいのだが、
例年以上に私の手指の ヒビ割れが酷く、
大根をおろす度に 必ず 何処かの指から 血しぶきが飛び散る。
先日、夫が食卓についてから、おろしていたら、
おろした大根のなかに、血が飛び散り、
むぅ。。。と ヘコんで、黙り込んだ私に、
「 可愛想ぢゃね。 僕がおろすよ。
おねえさんが言ってた 大根すり器を買おうね! 」 と 夫が宣い。
「 ぃゃ、イイよ! 要らんしぃ。

」
脊髄反射的に ピシ、と 返してしまったが、
まさに 私も 長義兄嫁の言の葉を思い起こしていたのである。

連日の大根責めで 私がへたってしまうことの多い この時期、
プロセッサ派の 長義兄嫁が いつも
「 大根おろしで1本丸々、あっという間になくなるから、
何本あっても 平気平気!

」 と
山のように持って帰ってくれるのを 見て来た。
そして それを喜びつつも、 毎回 毎回
「 機械でのぅ… 」 と 批判的な義母に
「 手でおろした方が 美味しいのは分かりますが、
毎日のことだし、大根おろしなんて、
どんだけ
食べて なんぼ でしょ 」
そう言い返す 長義兄嫁の もはや恒例なる やりとり。
またかぃな、と、ひとごとのように 聞き流していたけれど、
この長義兄嫁の 言の葉が 急に 私のなかで 膨張する。
「
食べて なんぼ でしょ 」
く~~っ 確かに 確かに。

新鮮なものを 新鮮なうちに、がっつりと。
栄養的にも、おっしゃる通り!
そんな私の迷いを見透かしたか、
夫の定休日に 『 みはらし温泉 』 へ 湯治に出掛ける途中、
立ち寄った T市の大型家電店で、
「 思ったより 安いぢゃん

」 と
夫が フードプロセッサを買おうとしてくれる。
思わず、よろめきそうになり、慌てて
ちょっと 待てぃ! と 自分にブレーキを掛ける。
「 今までなくても済んでいたもの 」 を
買うなら、ちゃんと 調べてから。
前科のある私としては、箪笥の肥やしとならぬよう、
使い倒せるよう、
良いもの 納得できるものを買いたいから!
どうせなら、昆布とか お茶の葉を粉にできると嬉しい。
ん~~。
とりあえずは、その場で 気に入った 機種の品番を控え
帰宅後、ネットで メーカーサイトや口コミ情報を調べまくる。
自分には無縁、と 思っていたから、
丸っきり 私のなかに イメージや情報がないんである~~。
クイジナート? 初めて識ったぞ。
わ、 高っ

To be continued...

そういへば、 こだわり の
「 お気に入りの調理用品 」 シリーズ(笑)が頓挫して 幾星霜。 
並行して、「 お気に入りの 器 」 シリーズも
記しておきたかったんだけどな。。。


ジャンル : ライフ
テーマ : 食生活
タグ : 大根おろし フードプロセッサ フープロ バーミックス ブレンダー クイジナート