祈。 世界の為政者の皆さん、
いつまで、疑心暗鬼に陥っているのですか。
威嚇によって 国の安全を守り続けることが
できると思っているのですか。 ~ 2013
ヒロシマ 平和宣言 ~

2013祈鶴奉納 posted by (C)天使な先輩 今年も 花粉時期より体調を崩し、
夏を迎えても 床払いどころか
満足に歩くこともできない 鬱屈した日々のなか、
天使な先輩から 平和祈念公園内に奉納された祈鶴の画像が届き。
8時15分。
杖を使ってようよう起立し、黙祷を捧ぐ。


昨年6月。
両親ともに被爆している被爆2世は
どちらか一方の親が被爆している被爆2世より
白血病の発症率が高いことが学術的に明らかにされた。
被爆2世を対象とした従来の調査では、
放射線影響研究所を中心に
「 親の被爆による遺伝的影響はみられない 」と
結論づけられたものが多いなか、
被爆後67年を経て、広島大学名誉教授の鎌田七男氏らによって、
白血病を発症した被爆2世の臨床データを詳しく分析され、
2世の中で 発症率に明らかな偏りが出たことが発表されたのである。
戦争で 喪われたいのちの重たさ 尊さは、
全て等しく同じながら、
被爆者の染色体にまで異常を起こさせる核の被害は、
一過性のものではない、ということにおいて、
【 特別なもの 】 であり、 その一点だけでも、
全世界において、2度と決して許してはならない、人間の過ちである。
この被爆2世の白血病発症についての発表は、
今なお 根強い
被爆者差別、被爆2世差別の問題に
私たちは どう向き合い、立ち向かって行くか、という
大きな重たい命題をも 突き付けてくる。
先日の豪雨被害で 自然の猛威に対する人間の非力さを
またしても 思い知らされたのであったが、
それだけに、【
人災 】 により
事故発生から2年5ヶ月を経過しても 我が國が
未だ暴走し続ける
原発炉を抱えている恐ろしさを思う。
この大地の 僅か地下40㎞も潜れば
既にドロドロのマントル地帯であり、
その上に立っている世界有数の地震國である我が國の危うさ。
平野率が低く、四方を海に囲まれた小さな地震國。
避けられぬ自然災害に備え、
立ち向かわねばならないだけでも 手一杯目一杯であるのに、
この上、どうして 【
人災 】 をも抱え込む余地があろうか。
幼少期に 母の被爆体験を耳にして以来、
幼ごころに考えに考え、長じる毎に気付いてきたこと。
学んで来たこと。
私たちが直面した悲劇の数々に、
唯一 救われる面があるとしたら、
私たちが その悲劇に学び、
二度と、同じ 過ちを犯さない、という
この一点に尽きる、ということ。
同じ過ちを犯さぬよう、全身全霊で努力する。
どんなに困難な道であろうと、努力し続ける。
そのことこそが、たまたま 生き残った私たちの務めであり、
責である、と 思えてならない、ということ。
世界平和 と
核廃絶 そして
脱原発 を
祈る、ことは 宗教でもなんでもなく。
願う、ことは、過激な思想でもなんでもなく。
にんげん として、当たり前 な 祈りであったり 願いで在れるよう
それぞれのひとびとが、それぞれの立場で
それぞれの平和について、考え続けられるように。
思惟を重ね できること を できる形 で
前に。 前に。
ふぁいと


> ぢぶん

2013 祈鶴 posted by (C)天使な先輩

** 私自身も
原爆忌は ひとつの節目。
今年も この日を迎えられたことに感謝しつつ、
己れの記して来たことに 向き合うこと > ぢぶん
●
『 夕凪の街 桜の国 』 ●
『 ヒロシマ前夜に想うこと 』 ●
『 夕凪の街 桜の国 ふたたび 』 ●
『 ナガサキの日に 』 ( 『 生ましめんかな 』 )
●
「 みたび 『 夕凪の街 桜の国 』 」
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ジャンル : ライフ
テーマ : 生きることは学ぶこと
タグ : 原爆忌 ヒロシマ 被爆者差別 原発 核廃絶 脱原発 被爆国 フクシマ 人災