取り急ぎ。 【 塩 】 の効用をば。
( 効く、良い、と ひとに勧められると したくない、とおっしゃる
かいちょーさんにトラックバックします(笑) )
「 アトピーには、海水浴が効く 」 とよく言われます。
oribe77さんの弟さんも、随分よくなられたとか。
【 民間療法の類 】 だと、馬鹿にはできない。
私自身の体験から、海水浴が有効というのは、ほんとうだ、と感じてます。
◆ ◆ ◆
脱ステしたリバウンド で、下半身がゾンビ状態となり、
熱と寒気と、骨の奥から突き上げてくる痒みと痛みと。
生きながら身体が腐っていく哀しみと苦しみと。
来る日も来る日も、転げまわって泣き、もう殺して、と叫び。
離脱3ヶ月目に入り、藁をもすがる想いで、
本で読んだ 瀬戸内海沿いの 地下2000mから湧き出る
温泉 へ行く。
海水の数倍の濃度という塩化物泉で、
カルシウムやマグネシウムたっぷり、という効能であったが、
たった3日の滞在であったのに、みるみる滲出液が止まり、
入湯の度にジュクジュクが乾いていき、赤い発疹が茶色に枯れ、
亀裂のうえに薄皮が張っていく。
私は、己れが、太古の昔に海から生まれた生物であるのだ、と
実感、というより 痛感、した。
( 但し、脱ステ直後の噴出期には、何をどうしても効きません。
抑えるよりは、出してしまった方が良いと今は悟りました。 )
◆ ◆ ◆
「 そんなことない、海水浴で悪化した! 」と思っておられる方々は、
おそらく、海水浴時の日光で、悪化されたのではないか、と推測致します。
「 塩 」 が 本当に効くかどうか。
試すことがすぐにできるので、特に【 主婦湿疹 】にて、
手指の水泡、ひび割れ、痒みに悩んでおられる方々にお勧めしたいです。
キッチンにある、食卓塩(精製塩)でない粗塩、自然塩ならどれでもOKです。
水泡や膿胞、亀裂が出来ていても構いません。
痒くてたまらない、掻き毟っている最中、まさにお勧めです。
● 飽和状態に近い濃い塩水(しゃぶしゃぶ状態)をつくり、それを手指に塗って下さい。
● 激痛が走りますが、我慢できるぎりぎりまで我慢(10分が目安)し、あとは洗い流すだけです。
洗い流したあとは、痒みがすっきり治まり、さっぱりなさると思います。
手指が冷えておられた御方は手指がほかほかして来られるでしょうし、
かさかさだった手の甲や指先に、じわりとご自身の皮脂が分泌されているのを
お感じになられると思います。
足指、足裏、かかとのがさがさにも効きます。
私の場合、患部には、最初、10分どころか20数えるのも無理でした。
部位によっては、激痛といっても半端じゃないです。
耐えられる部位と耐えられない部位が在る。
んでも、基本は、
【 痒いのより痛い方がまし 】。
少しでも長く耐えられるよう、濃度を薄めてやったり、
塩を替えてみたり(←あまり意味がありませんでした)いろいろと試しました。
また、塩塗りと同様の効果であるように思う、
「にがり」の水溶液だと、洗い流さなくても済むので便利です。
私は100円ショップのスプレーボトルに、200mlぐらいつくって、
痒くなるたびにふきつけていました。
患部にみるみる薄皮の張っていくさまは、
頑張ってくれている自分の身体に感動し、
私自身が頑張らなくてどーするんだ、という気持ちになれました。
私は 俗にいう【塩信者】、ではない、と思っていますが、
とにもかくにも 塩に助けて貰った、と実感していますので、
【 自然塩浴のすすめ 】 というサイトをご紹介します。
原典は、日本自然塩普及会の『塩浴革命』という本のようですが、
読めば読むほど、半分逃げ腰になってしまうほど強烈です。
2ちゃんねるなどで、塩の効用について語る皆さんも、
ここまで徹底してされている方々は少ないようでしたが、
それぞれご自身ができる形、ご自分なりのスタイルで実行しておられるようでした。
私自身は、時折、気分転換のために
アレッポの石鹸や松山油脂の無添加石鹸、ねば塾の石鹸を使いますが、
かなりこのサイトにかかれているスタイルに近いです。
(初めて塩で洗髪したとき、頭皮から出てくる自分の脂にビビりました)。
他、
『 伯方の塩 』 のサイトでも詳しく、丁寧に紹介されています。
※ 主婦湿疹などでの、ひび割れが酷い部分は、
ワセリンを精製した、紫外線吸収の影響を殆ど受けない 【 サンホワイトP-1 】、
間宮の【 アロエ軟膏 】 が卓効がありました。
私は体調を崩すと、ワセリンにもカブレてしまうのですが、
このサンホワイトは優れものでした。
瞼に塗って、目に入っても全く大丈夫だったり で、
現在は、リップクリーム代わりにも使っています。
薬局にもなかなか置いていなかったのですが、最近はネットで買えます。
楽天内ショップで、500gで3000円でした。 これは滅茶苦茶安いと思います。
夫と私と、それぞれ別の容器に小分けして使っていますが、少量でよく伸び、
3ヶ月経ってもまだ半分も使っていません。
皮膚の痒み、痛みに泣くひとが、ひとりでも少なくなりますように、、!!
医師による、充分な説明なくしての
安易なステロイド処方が、この世から根絶されますように!!
追記) 11年現在の私の肌は、患部に ワセリン系を一切受け付けなくなり、
『 オロナイン軟膏 』、『 ザーネ軟膏 』 に 頼っています。
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ジャンル : 心と身体
テーマ : アトピー性皮膚炎
タグ : 塩浴 海水 伯方の塩 ワセリン オロナイン軟膏 ザーネ軟膏